【四字熟語】
竜興致雲
「竜興りて雲を致す」とも読む。
【読み方】
りょうこうちうん
「りゅうこうちうん」とも読む。
【意味】
聖徳ある天子が立つと賢明な臣下があらわれるたとえ。竜が奮い興って雲を湧き起こす意。
【語源・由来】
「致」はもたらす意。ここでは湧き起らせる意。
【典拠・出典】
『文選』王褒「聖主得賢臣頌」
【類義語】
・虎嘯風烈(こしょうふうれつ)
竜興致雲(りょうこうちうん)の使い方
父さんが、いい部下がいないって嘆いているんだよ。
竜興致雲というわわよ。上司に徳があれば賢明な部下があらわれるらしいわ。
父さんは徳のある上司じゃないなあ。
じゃあ、いい部下を得ることは無理ね。
竜興致雲(りょうこうちうん)の例文
- 竜興致雲というように、有能な総理大臣のもとには賢い大臣が集まってきます。
- 監督は契約金が高くついたとしても優秀な人を選ぼう、竜興致雲というからね。
- 生徒会長である優秀なともこちゃんのもとには、竜興致雲というように、優秀な人材が集まりました。
- 優秀な健太くんが空手部の部長になれば、竜興致雲のごとく、優秀な部員が集まるんじゃないか。
- 校長先生が奇特な人だと、竜興致雲、奇特な生徒が集う。