著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

老成持重【ろうせいじちょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
老成持重

【読み方】
ろうせいじちょう

【意味】
十分な経験があり、そのうえ慎重なこと。

【語源・由来】
「老成」は経験豊富で物事に慣れていること。「持重」は重々しく大事をとる意。

【典拠・出典】

老成持重(ろうせいじちょう)の使い方

健太
校長先生が、僕のクラスのいじめ問題を根本から解決してくれたんだよ。
ともこ
へえ。さすが校長先生、老成持重の域に達しているわね。
健太
新米の担任の先生には、解決することはできず、大変なことになっていたんだよ。
ともこ
新任の先生に、いじめ問題は荷が重いわよね。

老成持重(ろうせいじちょう)の例文

  1. 老成持重な彼なら、この難局をうまく乗り切ってくれるだろうと信じています。
  2. わが社の社長は、老成持重の境地に達しているので、君が思うほど簡単には動じませんよ。
  3. この会社を一からここまで大きくしただけあって、老成持重の域だね。
  4. この絵は、彼が老成持重の域に達したころの作品なので、円熟味が感じられると思います。
  5. あんなにやんちゃな悪ガキだった健太が、年を経るごとに経験を積んで、老成持重の域に達したなんて感慨深いものがある。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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