【四字熟語】
魯般雲梯
【読み方】
ろはんうんてい
【意味】
魯の名工の魯般が作った雲まで届く高いはしご。
【語源・由来】
「魯般」は春秋時代、魯の哀公のときの名工。機械を作るのに巧みであった。「雲梯」は雲に届くほど高いはしご。敵城を攻めるのに用いた。
【典拠・出典】
『墨子』「公輸」
【類義語】
・魯般之巧(ろはんのこう)
・魯般之雲(ろはんのくも)
魯般雲梯(ろはんうんてい)の使い方
魯般雲梯があれば、あの雲の上に行くことができるのにな。
雲の上に行っても綿菓子じゃないんだから、乗ることはできないわよ。
ということは、魯般雲梯があっても梯子を雲にひっかけることができない?つまり上ることができない?
そういうことね。
魯般雲梯(ろはんうんてい)の例文
- 魯般雲梯などを作った魯般は、かんなやキリを発明した、大工の神様のような人です。
- レオナルドダヴィンチは発明家として有名だけれども、魯般雲梯を開発した魯般もすごい発明家です。
- 魯般雲梯は攻城戦で使用される器具で、日本でも使用されました。
- 健太くんは、魯般雲梯を発明した公輸班のように、だれかをあっと言わせるような発明王になりたいと思っています。
- 中国が魯般雲梯を開発したように、日本にも発明家がいたんじゃないかな。