【四字熟語】
有頂天外
【読み方】
うちょうてんがい
【意味】
我を忘れるほどに大喜びする様子。
【語源・由来】
「有頂天」とは仏教で、形ある世界の最も上に位置している。このことから得意の絶頂を意味する。この「有頂天」の外ということで、それ以上の喜びを表す。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・歓天喜地(かんてんきち)
・狂喜乱舞(きょうきらんぶ)
・歓喜雀躍(かんきじゃくやく)
・歓欣鼓舞(かんきんこぶ)
・驚喜雀躍(きょうきじゃくやく)
・欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
【英語訳】
exaltation
rapture
transport
ecstasy
例文
Im in the seventh heaven of joy.
嬉しくて有頂天外になる。
Im in the seventh heaven of joy.
嬉しくて有頂天外になる。
有頂天外(うちょうてんがい)の使い方
やった!合格だ!俺はやったぞー、うわっつ!
危ない!ちょっと、大丈夫?
イタタタ…ああ、痛いけど大丈夫。あははは..受かったんだ、本当に。ヨッシャー!っ、痛え!
ちょっと、どこ打ったのよ。まったく、そんなに有頂天外に喜んで。嬉しいのはわかるけど、あんまり我を忘れて怪我でもしたら今度は奈落に落ちるわよ。
有頂天外(うちょうてんがい)の例文
- 「有頂天」は、この世で最も高いところまで上り詰めるかのように我を忘れて喜ぶこと。ならば、その有頂天の外まで行ってしまうほどの有頂天外の喜びとは、一体どれほどのものだろうか。
- 彼女のあの常軌を逸したような喜び方を有頂天外の喜びと言うのだろうか。それにしても、たかが菓子の懸賞に当たっただけでよくもあんなに喜べるものだ。
- 彼女は喜怒哀楽が激しい人だ。気分が沈んでいるときは、まるでこの世の終わりのような様子を見せるのに、いったん嬉しいことがあると有頂天外に喜ぶ。それはそれは狂喜のごとくに。
- 我が国のチームが初めてワールドカップで優勝した。選手たちはここまで来るのにどれほど大変ことだっただろう。フィールドで優勝カップを高々とあげ有頂天外の喜びを爆発させる彼らに、会場にいた応援団だけでなくテレビの前で応援していた者たちも皆、惜しみない拍手を送った。