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端木辞金【たんぼくじきん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
端木辞金

【読み方】
たんぼくじきん

「端木、金を辞す」とも読む。

【意味】
納得のいかない金は受け取らないということ。「端木」は孔子の弟子の子貢の姓。「辞金」は金を受け取ることを辞退すること。「端木金を辞す」と訓読する。

【語源・由来】
『孔子家語』致思より。中国春秋時代、魯の国の法律では、他国で使われている魯国の召し使いを買い戻す場合、その代金は国からの公金を使うように決められていた。しかし、子貢はこのことを潔白な行いではないとして、公金を受け取ることを辞退し、私財によって買い戻した。しかし、孔子は魯の国には貧しい人が多く、公金によって人を買い戻すのが清廉でないとすると、いったい何によって諸侯から人を買い戻すことができるのかと諫めたという故事から。

【典拠・出典】
蒙求』「端木辞金」

端木辞金(たんぼくじきん)の使い方

健太
ともこちゃんのお姉ちゃんは、病気で働けないんでしょう?生活保護を受けているの?
ともこ
端木辞金というように、固辞して受けていないのよ。
健太
それじゃあ生活が大変なんじゃないの?
ともこ
両親が裕福で、姉の病気が治るまで支援しているから大丈夫なの。それで姉も、困っていないのにお金を受けとるわけにはいかないって、端木辞金という態度をとっているのよ。

端木辞金(たんぼくじきん)の例文

  1. この程度の出張で公金を使うわけにはいかないからと端木辞金の態度を示しました。
  2. 税金でスイートルームに宿泊するなんて、端木辞金して自腹で支払うべきです。
  3. 人に貸しは作らないし、端木辞金、納得のいかないお金は受け取らない。
  4. 端木辞金、自分で稼いだお金しか信用しないし頼みにしない。
  5. 端木辞金といった健太くんの姿勢は好ましい印象を与えました。

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