是是非非【ぜぜひひ】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【四字熟語】
是是非非

【読み方】
ぜぜひひ

【意味】
物事の善悪を客観的にはっきり決めること。
正しいことは正しいとし、悪いことは悪いとして、道理にしたがって、私心をはさまず、公正に判断すること。
正しい判断を表すことば。定見のないこと。

「是」と「非」は反対語で、是は正しい・善い・道理にかなっていること、非は、悪い・よくない・正しくない・とがめること。

「是々非々の姿勢を貫く」などと表現する。

【語源・由来】
「是を是とし、非を非とす」

出典:<修身/荀子(じゅんし)>より
『是を是とし、非を非とする。これを智と謂(い)ひ、是を非とし、非を是とする、これを愚と謂ふ。』
よいことはよいとし、悪いことは悪いとするのを「智」といい、よいことを悪いとし、悪いことをよいとするのを「愚」という。

【類義語】
・理非曲直(りひきょくちょく)
・是非曲直(ぜひきょくちょく)

【英語訳】
・The right thing is right, bad is bad.
・ruling or judging what’s right is right and what’s wrong is wrong
・The right decision
・be impartial
・be unbiased

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是是非非(ぜぜひひ)の使い方

健太
本当にごめんね。あの時は仕方なかったんだ。
ともこ
仕方ない? 嘘ついて掃除当番をさぼった事が?
健太
親友から相談に乗って欲しいと言われたから・・・。
ともこ
だったら、掃除が終わってから行けば良かったでしょ? 先生に呼び出されてるなんて、嘘ついて・・・。
こうなったら、とことん是是非非を明らかにしましょう。

是是非非(ぜぜひひ)の例文

  1. 彼女の人気のわけは、是是非非がはっきりしているからだよ。人間的に間違っている相手には、はっきりと意見するからね。気をつかいながら、それができるからすごいよな。
  2. 昔は何か問題があるとクラス会なる集まりで、その問題の是是非非を判断し、皆で話し合ったものだ。だが、特定の生徒の問題を皆で話し合うのは、いじめのようなもので公平ではない。
  3. 「いいことはいい、わるいことはわるい」これが『是是非非主義』と呼ばれるものである。
<ロマネスク/太宰治>より
彼の気質の中には政治家の泣き言の意味でない本来の意味の是々非々の態度を示そうとする傾向があった。
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