一超直入の意味(語源由来)
【四字熟語】
一超直入
【読み方】
いっちょうじきにゅう
【意味】
迷いを乗り越え、ただちに悟りの境地に至ることができるということ。
ひとたび迷いを超越したら、一足飛びにそのものの中に没入すること。
それって、迷いや不安を感じたら、サッとそれを乗り越えて、すぐに目的地に行くようなもんやな。
無駄なことせず、ズバッと真っ直ぐ進む感じやで。
これは、「遠回りしないで、一直線に進む力」を示してる言葉なんやね。
無駄なことせず、ズバッと真っ直ぐ進む感じやで。
これは、「遠回りしないで、一直線に進む力」を示してる言葉なんやね。
【語源・由来】
仏教に関する語で「直入」はすぐに悟りの境地に至ることです。
一度、迷いや苦悩を乗り越えてしまえば、すぐにそのまま悟り(解脱)の境地に至ることができるという禅宗の悟りの概念です。
禅宗では厳しい修行や煩雑な学問を通して悟るという従来の上座部仏教(小乗仏教)の考え方に反し、
人生や物事の本質を問う『考案の問題』に回答することで、すぐその場で悟り(解脱)に到達することができるという独自の考え方が由来です。
一超直入如来地(いちちょうじきにゅうにょらいじ)という仏教に関する言葉があり、「一超して直に如来地に入る」と読みます。
意味としましては、修行の階程をすぐに超越して如来の境地に飛びこむことで、
「自分自身の中に如来を見つけ出す」ことや「自分自身が如来と同じになる」という境地に至ることです。
意味としましては、修行の階程をすぐに超越して如来の境地に飛びこむことで、
「自分自身の中に如来を見つけ出す」ことや「自分自身が如来と同じになる」という境地に至ることです。
【典拠・出典】
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一超直入(いっちょうじきにゅう)の解説
カンタン!解説
「一超直入」っていうのは、迷いや不安を一気に乗り越えて、すぐにわかる、明るくなるような気持ちや状態になることを指すんだよ。仏教に関連してる言葉で、特に禅宗という宗派の考え方に基づいているんだ。
要するに、一度悩んだり、困惑したりすることを超えてしまえば、その後はもう迷わず、すぐにすっきりとした気持ちや理解になれる、という意味なんだ。ちょっと難しいけど、大事なのは「迷わず、すぐに理解や気づきに達すること」ってところだね。
そして、この考え方は禅宗独特のもので、伝統的な仏教の考え方とはちょっと違うんだ。禅宗の考えでは、長い時間の修行や勉強を必要とせず、特定の質問に答えるだけで、その場で気づきやわかる状態になれると言われているんだよ。
一超直入(いっちょうじきにゅう)の使い方
この間、家族で京都まで旅行に行った際に、お寺で座禅の体験会があって参加してきたの。
その中で、座禅を通して一超直入如来地を体験できるってお坊さんから言われたんだ!
その中で、座禅を通して一超直入如来地を体験できるってお坊さんから言われたんだ!
不思議な言葉だね。あまり普段は使わないけど、どんな意味なの?
うん、座禅を組むことで、迷いや苦悩を乗り越えて如来様の境地に至ることができれば、すぐに悟ることができるという意味だったと思うよ。
そうか、僕にはあまり理解できないけど、きっと仏教では大事な言葉なんだね!
一超直入(いっちょうじきにゅう)の例文
- 多くの修学から一超直入が生れ、すぐに悟りの境地に至ることができると言われています。
- 坐禅は一超直入如来地するのだということを、表現し文字にして伝えることがどれだけ大変なことなのか、改めて理解した。
一度真実や答えに気づいたら、そのままその答えや真実の中に飛び込むという感じだよ。