一六銀行の意味(語源由来)
【四字熟語】
一六銀行
【読み方】
いちろくぎんこう
【意味】
質屋のこと。
あぁ、それは「物を預けて、一時的にお金をもらうところ」ってことやな。
質屋さんって、困ったときに助けてくれる場所やね。
なるほど、「一六銀行」はそういう意味やったんや。
質屋さんって、困ったときに助けてくれる場所やね。
なるほど、「一六銀行」はそういう意味やったんや。
【語源由来】
一と六との和の七(1+6=7)が、同音の「質」に通じるところから。
【典拠・出典】
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一六銀行(いちろくぎんこう)の解説
カンタン!解説
「一六銀行」は、江戸時代に使われていた言葉で、質屋を指す隠語のようなものだったんだ。江戸時代は日本の歴史の中でも長い時期で、さまざまな文化や風俗、言葉が生まれた時代だよ。
質屋は、人々が持っているものを一時的に預けて、それに対するお金を借りることができる場所だった。例えば、家に大切なものや高価なものがあるけど、今すぐお金が必要な時、それを質屋に預けてお金を借りることができた。そして、後でお金を返して、その預けたものを取り戻すことができるんだ。
「一六銀行」の名前の由来に関してだけど、これは言葉遊びから来ているんだ。数字の「一」と「六」を足すと、合計が「七」になるよね。この「七」という数字の読み方が「しち」と「なな」の2つあるけど、「しち」という読み方が「質」という言葉に音が似ている。この言葉遊びを楽しむ文化が、江戸時代にはあったんだよ。
このような遊び心を持った名前や言葉は、当時の人々の日常の中にもあり、人々はこのような言葉を使ってコミュニケーションを楽しんでいたんだ。
言葉の背景や文化、歴史を知ることで、その言葉の持つ意味や価値がより深く理解できるよね。
一六銀行(いちろくぎんこう)の使い方
ともこちゃーん。お金を貸してくれない?
一六銀行に行って作ればいいのよ。
そんなこと言わないで助けてよ。
後先考えず浪費するから悪いのよ。
一六銀行(いちろくぎんこう)の例文
- 祖母の着物を一六銀行に持っていき、お金を作った。
- 一六銀行で査定してもらった壺は二束三文だった。
- 戦時中、身の回りのものを一六銀行で金に換え、食べ物を調達していた。
- 一六銀行に行くと、安くブランド物を買うことができるんだよ。
- 離婚したので、結婚指輪を一六銀行に持っていきすっきりした。
質屋は、物を預けてお金を借りる場所だと思ってね。