逸失利益【いっしつりえき】の意味と使い方や例文

「逸失利益」とは、実際には手に入らなかったけれども、何らかの事情やミス、悪いことがなければ普通に手に入れられたはずのお金や利益のことを指すんだ。

想像してみて、あなたがレモネードの屋台を開いていて、たくさんのお客さんが来る予定だった日に、急に大雨が降ってきたとする。その雨のせいで、予想していたたくさんのお客さんが来なかったとしよう。この場合、普通なら売れたはずのレモネードの分の利益を手に入れられなかったわけだよね。この、雨が降らなければ手に入れられたはずの利益を「逸失利益」と言うよ。

また、もし誰かがあなたの屋台の前に大きな看板を置いて、お客さんが来なくなったとしたら、その看板を置いた人のせいで逸失した利益も「逸失利益」と言うんだ。

つまり、「逸失利益」とは「もし〜がなかったら、普通に得られたはずの利益」を指す言葉。何か特別な事情や問題がなければ、自然と得られたはずの利益を、実際には得ることができなかった場合に、その分の損失を指して使うんだよ。