著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

空山一路【くうざんいちろ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
空山一路

【読み方】
くうざんいちろ

【意味】
人のいない静かなさびしい山の中に一つの道が通じていること。

【語源・由来】
「空山」は、人けのないさびしい山。こうざん。「一路」は、ひとすじの路。

【典拠・出典】

空山一路(くうざんいちろ)の使い方

健太
ともこちゃん。本当にこの道なの?
ともこ
地図では、この道でいいのよ。
健太
まさに空山一路って感じで、確かにこの道しかないけど、クマが出てきそうだよ。
ともこ
クマならいいじゃない。山姥やお化けだと嫌だわ。

空山一路(くうざんいちろ)の例文

  1. 健太くんは、空山一路のこの景色をどこかで見たことがあるような気がした。
  2. 山小屋までは、空山一路だから迷わないと思うよ。
  3. 空山一路を歩いていると、さみしさと恐怖から、違う世界に誘われているような気がしてくる。
  4. おじいちゃんは、空山一路というに相応しい場所でも平気で歩くが、僕は怖い。
  5. ぽつんと離れた一軒家は、まさに空山一路と呼べる場所にあった。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。