著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

月鼈雲泥【げつべつうんでい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
月鼈雲泥

【読み方】
げつべつうんでい

【意味】
月とすっぽん、雲と大地。大きく相違していることのたとえ。

【語源・由来】
「月鼈」は、月とすっぽん。「雲泥」は雲と大地。

【典拠・出典】

【類義語】
雲壌懸隔(うんじょうけんかく)
雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)
・天地懸隔(てんちけんかく)

月鼈雲泥(げつべつうんでい)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんって学校一のイケメンよね。
健太
そうなんだ。自慢の兄さんなんだよ。
ともこ
健太くんとは似てなくて、月鼈雲泥ね。
健太
はっきり言ってくれるねえ。

月鼈雲泥(げつべつうんでい)の例文

  1. 兄は医師でお金持ちだが、僕は売れないミュージシャンで月鼈雲泥である。
  2. 同じ学校を卒業したのに、今の境遇は月鼈雲泥だ。
  3. 大豪邸の隣の家を見てから僕の家を見ると、しみじみ月鼈雲泥だなと思う。
  4. ともこちゃんとお姉ちゃんは、月鼈雲泥だなどと言われるが、お母さんは、二人に分け隔てなく愛情を注いでいる。
  5. スポーツ万能の健太くんと僕を比べると、月鼈雲泥でみじめに感じる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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