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月下老人【げっかろうじん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
月下老人

「月白く風清し」とも読む。

【読み方】
げっかろうじん

【意味】
男女の仲をとりもつ人。

【語源・由来】
唐の韋固が月夜に逢った老人(赤縄子)に将来の妻を予言された故事から。

【典拠・出典】
続幽怪録』「四」

【類義語】
月下氷人(げっかひょうじん)

月下老人(げっかろうじん)の使い方

ともこ
近所に有名な月下老人がいるの。
健太
へえ。何組も縁談をまとめているの?
ともこ
そうなの。しかも、その人に頼むと、何と!必ず幸多き家庭になるという噂なのよ。
健太
本当に?僕もお願いしたいな。

月下老人(げっかろうじん)の例文

  1. 結婚できない兄を心配して、両親は月下老人に仲人を頼みに行った。
  2. 健太くんと彼女の月下老人は、ともこちゃんだ。
  3. この辺りの夫婦は、ほとんどがあの月下老人がとりもった仲だ。
  4. 妻とは上司の紹介で出会ったので、上司が月下老人と言える。
  5. 月下老人に頼むような年齢じゃないし、結婚できないんじゃなくて、あえてしないんです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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