【四字熟語】
鴻漸之翼
【読み方】
こうぜんのつばさ
【意味】
異例の出世をする優秀な人材、また、大きな事業が成功する人物のこと。
「鴻」は、想像上の大きな鳥。鵬(ほう)。鳳凰(ほうおう)など。
【語源・由来】
ひとたび飛翔すれば千里をすすむといわれる鴻の翼から転じた語。
【典拠・出典】
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鴻漸之翼(こうぜんのつばさ)の使い方
ともこちゃんは鴻漸之翼だね。
自分でも、あの大事業を成功させることができるとは思わなかったわ。みんなの協力のおかげよ。
いやいや、ともこちゃんのリーダーシップのおかげだよ。
鴻漸之翼といわれるのはうれしいけれども、調子に乗らずに、皆のおかげだということを胸に、謙虚にこれからも頑張るわ。
鴻漸之翼(こうぜんのつばさ)の例文
- 13人抜きで常務から頭取に出世した健太くんは、鴻漸之翼と称されている。
- 落語家の健太くんは、真打に9人追い抜いての抜擢昇進となった鴻漸之翼だ。
- ともこちゃんは、鴻漸之翼だから、彼女に任せておけばうまく事が運ぶだろう。
- 健太くんは、鴻漸之翼の偉大な人物と思われているが、彼の実力に関係なく、社長令嬢の婿の座にうまく収まり、異例の出世をしただけだ。
- ともこちゃんは鴻漸之翼で、同期のあこがれだ。