著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

三綱五常【さんこうごじょう】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
三綱五常

【読み方】
さんこうごじょう

日本漢字能力検定
3級

【意味】
儒教で、人として常に踏み行い、重んずべき道のこと。

「三綱」は君臣・父子・夫婦の間の道徳。「五常」は仁・義・礼・智・信の五つの道義。

【典拠・出典】
文中子』天地

三綱五常(さんこうごじょう)の使い方

健太
どうすれば、ともこちゃんのように信頼される人間になることができるかな。
ともこ
三綱五常の教えの通り生きていけばいいのよ。
健太
それが最短の道?
ともこ
そうよ。最短で最良の道よ。

三綱五常(さんこうごじょう)の例文

  1. 健太くんは財布を落としたが、三綱五常が身についている日本だったので、ちゃんとかえってきた。
  2. ともこちゃんは、三綱五常を道徳の時間に教えればいいと思った。
  3. 三綱五常の教えを守れば、コンプライアンス違反なんてなくなるんじゃないだろうか。
  4. 情報化社会で規律が乱れつつある現代の日本で、三綱五常の考えの再普及が望まれる。
  5. ともこちゃんは、古いと言われようが、三綱五常の教えを生徒たちに説いている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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