著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

正直一徹【しょうじきいってつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
正直一徹

【読み方】
しょうじきいってつ

【意味】
うそいつわりを言うことなく、ひとすじに貫き通そうとする性格。

【語源・由来】
「正直」は、うそいつわりを言わないこと。「一徹」は、思いこんだら、あくまで通そうとすること。

【典拠・出典】

【類義語】
真実一路(しんじついちろ)

正直一徹(しょうじきいってつ)の使い方

ともこ
正直一徹で聞こえた健太くんが嘘をつくなんてね。
健太
ごめんなさい。
ともこ
健太くんが私が楽しみにとっておいたケーキを食べたのに、飼い犬のジョンのせいにするなんて最低ね。
健太
どうしようもなくお腹がすいていたんだよー。

正直一徹(しょうじきいってつ)の例文

  1. 健太くんは成績は振るわないけれども、心は正直一徹なんですよ。
  2. ともこちゃんは、正直一徹で良い子なのだが頑固なところが困る。
  3. 正直一徹で聞こえた健太くんが、嘘をつくはずがないと思いこんでいた。
  4. 健太くんは正直一徹なので、自社の食品偽装について問いただされ、洗いざらい吐いてしまった。
  5. 健太くんのような正直一徹な職人が作るものは、安心して食べることができる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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