【四字熟語】
頂門一針
「針」は、「鍼」とも書く。
【読み方】
ちょうもんのいっしん
【意味】
相手の急所を鋭く突く適切な戒め。
【語源・由来】
「頂門」は、頭のてっぺん。鍼灸で、頭のいただきに針を打って治療することから。
【典拠・出典】
『荀卿論』蘇軾
【類義語】
・寸鉄殺人(すんてつさつじん)
・頂門金椎(ちょうもんのきんつい)
・当頭一棒(とうとういちぼう)
頂門一針(ちょうもんのいっしん)の使い方
健太くん。食べ過ぎよ。
止まらないおいしさなんだよ。
そうやって自制できないから告白しては振られの繰り返しなのよ。
グサッと来る頂門一針だね。
頂門一針(ちょうもんのいっしん)の例文
- ともこちゃんの一言は頂門一針だったようで、健太くんは目が覚めました。
- 胸に突き刺さる頂門一針をともこちゃんからいただきました。
- 空手部の先生の言葉が頂門一針で、図星すぎて頭から離れません。
- 頂門一針を言ってくれる友人がいることは、とてもありがたいことだと健太くんは分かっている。
- ともこちゃんからの頂門一針が刺さりすぎて、健太くんは、食事が喉を通らないようだ。