【四字熟語】
一言半句
【読み方】
いちごんはんく
【意味】
ほんの少しの短い言葉。ちょっとした言葉。「言」は「げん」とも読む。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一言片句(いちげんへんく)
・一言一句(いちごんいっく)
・片言隻句(へんげんせきく)
・片言隻語(へんげんせきご)
【対義語】
・千言万語(せんげんばんご)
・千言万句(せんげんばんく)
【英語訳】
single word
名詞 a single word
英語例文
一言半句も聞き漏らすまいと私は緊張した。I was all ears attention so as not to miss a single word.
英語例文
一言半句も聞き漏らすまいと私は緊張した。I was all ears attention so as not to miss a single word.
一言半句(いちごんはんく)の使い方
健太くん、今度歴史の試験があるでしょ? 年号が覚えられなくて結構大変なんだ〜
全ページを一言半句漏らさず暗記することができたらパーフェクトなんだけどね!
それも大変ね。語呂合わせで覚えるのもいいかな〜
いい国(1192)つくろう鎌倉幕府、人世むな(1467)しく応仁の乱とか授業で出てきたときに自然に覚えられるかもしれないね。
一言半句(いちごんはんく)の例文
- 上司に言われた大事な仕事を失敗してしまったことに対して、一言半句の弁明もない。
- がんになった状態に一言半句も口にでてこないほど、彼は緊張していた。
- 演説を聞きに来た人は一言半句も聞き漏らすまいと一心に傾聴した。
- 彼は必要最小限なこと以外、一言半句もしゃべろうとしないのだ。
- 一言半句でも押し付けがましいことをいうべきではない。
まとめ
一言半句」は、ほんの少しの言葉という意味で「一言半句も不平をもらさない」。
「一言」を強調した語で、「一言半句も~ない」など、下に打ち消しの表現を伴った形で用いられることが多い。
出典:朱熹「答陳安卿書」