【四字熟語】
痛定思痛
【読み方】
つうていしつう
「痛み定まりて痛みを思う」と読み下す。
【意味】
痛みがおさまってから痛みを思い起こす意から、かつての失敗や苦難を思い起こして反省し、今後の戒めとすること。
【語源・由来】
「痛定」は、痛みがおさまること。
【典拠・出典】
韓愈「李翺に与うるの書」
痛定思痛(つうていしつう)の使い方
健太くん。泣きそうな顔をしてどうしたの?
また0点を取ったんだよ。
前回もその前もその前も、同じように泣きそうな顔をしていたじゃないの。痛定思痛することが肝要なんじゃないの。
痛定思痛しなかったことを反省するんだけど、、反省するだけじゃダメってことだよね。
痛定思痛(つうていしつう)の例文
- いつまでも落ち込んでいないで、痛定思痛してやり直せばいい。
- 実験中に失敗したことでノーベル賞を受賞した偉人もいる、失敗しても痛定思痛すればいいんだ。
- 痛定思痛することが、成功への近道です。
- 泥水をすする思いだったあの頃を思い出して痛定思痛しよう。
- バブルがはじけた頃の苦境を痛定思痛し、再出発を志す。