著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

難透難徹【なんとうなんてつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
難透難徹

【読み方】
なんとうなんてつ

【意味】
やり遂げることが困難であること。

【語源・由来】
「難透」も「難徹」も、やり遂げることが困難であること。

【典拠・出典】

【類義語】
・至険至難(しけんしなん)

難透難徹(なんとうなんてつ)の使い方

健太
ともこちゃん。このダムの建設は難透難徹って言われたんだよね。
ともこ
そうなのよ。7年もかかって、しかも171人もの人が犠牲になっているんだから、まさに難透難徹よね。
健太
当時は、人間が歩いて登るのも難透難徹だったとか。
ともこ
よくこんな場所に発電所を作ろうって考えたわよね。

難透難徹(なんとうなんてつ)の例文

  1. F判定の健太くんが合格するのは難透難徹だと思われた。
  2. ともこちゃんは難透難徹とされた事業を成し遂げた。
  3. 健太くんは、ギネスに挑戦するために、難透難徹なことに挑戦しようとしています。
  4. 一週間も断食するなんて、食いしん坊の健太くんには難透難徹でしょう。
  5. コストを下げるのは難透難徹だと考えられたが、現場の努力で品質を保ったままのコスト削減に成功した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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