心機一転の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
心機一転
心気一転と書くのは間違い
【読み方】
しんきいってん
【意味】
何かをきっかけとして、心持ちがすっかり変わること。
ええな、それは「新しい気持ちでやり直す」ってことやな。
何かがきっかけで、心を一新して元気にやり直すことやな。
これは、「気持ちを切り替えて新しく始める大切さ」を教えてくれる言葉やで。
何かがきっかけで、心を一新して元気にやり直すことやな。
これは、「気持ちを切り替えて新しく始める大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源由来】
「心機」は心の働き、心の弾み、気持ちのこと。「一転」は一回り、一回転することから、ガラリと変わる様を表す。このことから、心が今までとは全く違う状態になることをいう。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・気分一新(きぶんいっしん)
・緊褌一番(きんこんいちばん)
・改過自新(かいかじしん)
【英語訳】
One’s mind takes a new turn.
change one’s mind
turn over a new leaf
英語例文
彼は転職を決めた。彼にとっては心機一転の良い機会になるだろう。
He decided to take up another employment. That would be a good opportunity for him to turn over a new leaf.
彼は転職を決めた。彼にとっては心機一転の良い機会になるだろう。
He decided to take up another employment. That would be a good opportunity for him to turn over a new leaf.
心機一転(しんきいってん)の解説
カンタン!解説
「心機一転」っていうのは、何かをきっかけにして、自分の気持ちをポジティブな方向に変えてしまうことを表す言葉だよ。
何か特定のことが動機となって、心の中で大きな変化が起こる、そんな状況を指すんだ。
「心機」は心の動きや気持ちを表していて、「一転」はすっかり変わる、という意味だから、組み合わせて考えると、心の中ががらっと変わる、という意味になるんだよ。
例えば、「心機一転して仕事に励む」っていうと、何か特別なことがあって、それをきっかけにして、以前よりも一生懸命に仕事をするようになった、という意味になるんだよ。
たとえば、新しいプロジェクトが始まったとか、新しい職場に移ったとか、そんな新鮮な気持ちから、一生懸命に取り組む気持ちに変わった、ということを表す言葉だね。
心機一転(しんきいってん)の使い方
今日辞令が出てね、転勤が決まったんだ。短い間でしたがお世話になりました。
聞いたわよ、ほんといきなりだったよね。それにしても、この間移って来たばかりだよね。まだ一年経ってないんじゃない?今度はワシントン支局だって?
宮仕えのサラリーマンだから仕方ないさ。上の命令には逆らえません。まあ、ワシントンは初めてだから楽しみなところもあるしね。また新しい場所で心機一転頑張るよ。
頼もしいじゃないの。これから引越しの準備やら何やら、色々と忙しくなるね。何か手伝えることがあったらやるから、遠慮しないで声かけてよね。
心機一転(しんきいってん)の例文
- 自堕落な生活とはおさらばだ。心機一転、心を入れ替えて頑張るぞ。
- これから新しい家で、心機一転の新しい生活が始まるんだな。
- いつまでも不幸を嘆いていても始まらない。心機一転して新しいスタートを切ろう!
心機一転の文学作品などの用例
- いまは嫁もこの家の一員に加わり、ようやく心機一転、再出発の思いも込めたもので、<宮尾登美子・序の舞>
元の気持ちを一新して、ポジティブに取り組むことを強調するんだ。