著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

佞言似忠【ねいげいじちゅう】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
佞言似忠

「佞言は忠に似たり」とも読む。

【読み方】
ねいげいじちゅう

【意味】
へつらいの言葉は忠義の言葉と似ているので、注意して聞かなくてはいけない、の意。

【典拠・出典】
宋史」李沆伝

佞言似忠(ねいげいじちゅう)の使い方

健太
最近、空手部の後輩が、部長である僕のことを尊敬してるらしく、やたらと褒めてくるんだよね。
ともこ
健太くん。佞言似忠に惑わされてはいけないわ。
健太
えっ。あれは忠義からくる言葉じゃなくて、媚びへつらっていたのか。
ともこ
そうよ。次期部長の座を狙ってのことでしょうね。気を付けなさいよ。

佞言似忠(ねいげいじちゅう)の例文

  1. 王様は、佞言似忠に惑わされ、国を滅ぼしました。
  2. 佞言似忠に騙されて、地位も財産も奪われた。
  3. ともこちゃんは佞言似忠に惑わされ、我々の言うことに耳を貸さない。
  4. 佞言似忠に騙された健太くんは、大変後悔している。
  5. 生徒会長であるともこちゃんは、佞言似忠に惑わされずに、正しく見抜くことができた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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