【四字熟語】
佞言似忠
「佞言は忠に似たり」とも読む。
【読み方】
ねいげいじちゅう
【意味】
へつらいの言葉は忠義の言葉と似ているので、注意して聞かなくてはいけない、の意。
【典拠・出典】
「宋史」李沆伝
佞言似忠(ねいげいじちゅう)の使い方
最近、空手部の後輩が、部長である僕のことを尊敬してるらしく、やたらと褒めてくるんだよね。
健太くん。佞言似忠に惑わされてはいけないわ。
えっ。あれは忠義からくる言葉じゃなくて、媚びへつらっていたのか。
そうよ。次期部長の座を狙ってのことでしょうね。気を付けなさいよ。
佞言似忠(ねいげいじちゅう)の例文
- 王様は、佞言似忠に惑わされ、国を滅ぼしました。
- 佞言似忠に騙されて、地位も財産も奪われた。
- ともこちゃんは佞言似忠に惑わされ、我々の言うことに耳を貸さない。
- 佞言似忠に騙された健太くんは、大変後悔している。
- 生徒会長であるともこちゃんは、佞言似忠に惑わされずに、正しく見抜くことができた。