著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

一声千両【ひとこえせんりょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
一声千両

【読み方】
ひとこえせんりょう

【意味】
ちょっとした発声や発信に、非常に価値があること。

【語源・由来】
歌舞伎役者のすぐれた台詞回しなどに用いられた。
「一声」は、ちょっと発声または発信すること。「千両」は、価値の非常に高い。

【典拠・出典】

一声千両(ひとこえせんりょう)の使い方

健太
ともこちゃん。文化祭はもうすぐなのに、皆やる気をなくしているんだ。
ともこ
困ったわね。
健太
ここは、ともこちゃんの一声千両でやる気をアップさせてよ。
ともこ
しょうがないなあ。

一声千両(ひとこえせんりょう)の例文

  1. 一声千両である売れっ子歌手の僕が、こんなカラオケボックスで歌うはずがないじゃないか。
  2. ともこちゃんの発する言葉は金言ばかりで、まさに一声千両だ。
  3. 健太くんの一声千両で、空手部員の士気が高まった。
  4. ともこちゃんの一声千両で、終わる気配のなかった会議に終止符を打った。
  5. キリストさまの言葉は一声千両なので、書物にまとめられ、聖書として世界中で読まれている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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