【四字熟語】
一声千両
【読み方】
ひとこえせんりょう
【意味】
ちょっとした発声や発信に、非常に価値があること。
【語源・由来】
歌舞伎役者のすぐれた台詞回しなどに用いられた。
「一声」は、ちょっと発声または発信すること。「千両」は、価値の非常に高い。
【典拠・出典】
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一声千両(ひとこえせんりょう)の使い方
ともこちゃん。文化祭はもうすぐなのに、皆やる気をなくしているんだ。
困ったわね。
ここは、ともこちゃんの一声千両でやる気をアップさせてよ。
しょうがないなあ。
一声千両(ひとこえせんりょう)の例文
- 一声千両である売れっ子歌手の僕が、こんなカラオケボックスで歌うはずがないじゃないか。
- ともこちゃんの発する言葉は金言ばかりで、まさに一声千両だ。
- 健太くんの一声千両で、空手部員の士気が高まった。
- ともこちゃんの一声千両で、終わる気配のなかった会議に終止符を打った。
- キリストさまの言葉は一声千両なので、書物にまとめられ、聖書として世界中で読まれている。