著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

人身御供【ひとみごくう】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
人身御供

【読み方】
ひとみごくう

【意味】
1 人間を神への生け贄 (にえ) とすること。また、その人間。人身供犠 (じんしんくぎ) 。
2 集団または特定の個人の利益のために、ある個人を犠牲にすること。また、その個人。

【典拠・出典】

人身御供(ひとみごくう)の使い方

健太
ともこちゃん元気がないね。
ともこ
お姉ちゃんが、父さんの会社を守るために政略結婚させられそうなの。
健太
人身御供みたいだね。
ともこ
そうなのー。かわいそうなの。

人身御供(ひとみごくう)の例文

  1. この村の祭りは、かつては、村人の一人が人身御供にされたという。
  2. 健太くんは、全責任を押し付けられ、いわば人身御供だ。
  3. クラスのために僕が犠牲になるなんて、まるで人身御供じゃないか。
  4. 人身御供にされそうになったので、逃げることにしました。
  5. 健太くんは、人身御供を出すのはおかしい、皆で解決策を考えようと提案した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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