【四字熟語】
北面稽首
【読み方】
ほくめんけいしゅ
【意味】
北側を向いて敬礼すること。相手に対し、臣下の位置について、頭を地面につけて敬礼すること。
【語源・由来】
「北面」は、北向きに座ること。転じて、臣下の位置にいること。君主が南向きに座るのに対し、臣下は礼として北向きに座るのでいう。「稽首」は、頭を地面につけて敬礼すること。また、その敬礼。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・跪座低頭(きざていとう)
・平伏叩頭(へいふくこうとう)
・匍匐膝行(ほふくしっこう)
北面稽首(ほくめんけいしゅ)の使い方
健太くん頭が高い。あの人に対して北面稽首して。
そんなに偉い人なの?
お忍びで来日している国王よ。
そんなにすごい人がなぜこんな所に。
北面稽首(ほくめんけいしゅ)の例文
- 天皇陛下に対して北面稽首しました。
- 北面稽首して敬意を示しました。
- プライドの塊である彼でさえ北面稽首したのだから、我々もせざるを得ない。
- 弱冠5歳の皇帝に北面稽首するなんてまっぴらごめんだね。
- 北面稽首することで、平和が保たれるならどれだけでも頭を垂れよう。