【四字熟語】
無始無終
「始め無く終わり無し」と訓読する。
「終」は「しゅう」とも読む。
【読み方】
むしむじゅう
【意味】
始めも終わりもなく、限りなく続いていること。生ある者があの世からこの世へと生まれ、苦しみを味わい、再び死んであの世へ戻っていくという輪廻が無限であること。仏教語。
【典拠・出典】
「始終」を分けて、それぞれに「無い」をつけた語。
【語源・由来】
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無始無終(むしむじゅう)の使い方
この世は、無始無終の世界だというけれども、宇宙もそうなのかな。
宇宙は膨張し続けているというから無限よね。
宇宙について考え始めると、その途方もなさに畏怖の念を感じてしまうよ。
人間の一生は、宇宙にしてみればほんの一瞬のことよね。宇宙ってすごいわ。
無始無終(むしむじゅう)の例文
- 仏様は、無始無終で、常にそこにいる存在だ。
- 無始無終の世界から抜け、悟りを開き極楽に行きたい。
- 私たちは、無始無終の輪廻の途中にある。
- 夢は無始無終で始まりも終わりもない。
- 無始無終の世界で、また健太くんの魂と会うこともあるでしょう。