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一五一十【いちごいちじゅう】の意味と使い方や例文(類義語・英語訳)

一伍一什

一五一十の意味(類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
一五一十

一伍一什とも書く

【読み方】
いちごいちじゅう

【意味】
一から十まで。事の初めから終わりまで。

四字熟語の博士
「一伍一什」という四字熟語は、すべて、つまり初めから終わりまで、全部含めたことを表す言葉なんだ。
まるで数を一から十まで数えるように、全体を見渡す意味があるんだよ。
助手ねこ
なるほど、それは「何事も最初から最後まで」ってことか。
数字の1から10まで数えるように、物事を始めから終わりまで見るんやな。
これは、「全体を見る大切さ」を教えてくれるんやろな。

【典拠・出典】

【類義語】
一部始終(いちぶしじゅう)
徹頭徹尾(てっとうてつび)

【英語訳】
whole story

whole story は一部始終という意味。
tell the whole story で一部始終を語るとなる。

一五一十(いちごいちじゅう)の解説

カンタン!解説
解説

「一伍一什」っていうのは、何かを最初から最後まで、全部もれなく語ることを意味するんだよ。「一から十まで」という感じで、すべてのことをカバーするってわけだよ。「一五一十」とも書くことがあるんだ。

例えば、「遭難に至るまでの、一伍一什を物語りて」と言うときは、遭難するまでに起こったこと全部を話す、という意味になるんだ。つまり、何もかも省略せずに、全部詳しく話すということだよ。

一五一十(いちごいちじゅう)の使い方

ともこ
健太くん、そんなにあわててどうかしたの。
健太
ともこちゃんに借りた本をどこかに落としちゃったみたいなんだ。ランドセルの中にもないし、あちこち探してみたけど見あたらなくて。
ともこ
家に帰るまでの一五一十を思い出してみて。
健太
そうだ!すぐ読めるようにリビングのテーブルの上に置いたんだった。

一五一十(いちごいちじゅう)の例文

例文
  1. その人は初対面であったにもかかわらず私の体験にひどく関心をひかれたらしく、くわしく一五一十聞かせてもらいたいと申し出てきた。
  2. 今はここを離れるわけにいかなかったので、この数日の一五一十を記した手紙を妹に託すことにした。
  3. 戦火を逃れ、祖国を脱出した私たち家族の身にふりかかった数々の苦難の一五一十を記した日記を、ぜひ出版したいという話がもちあがった。
  4. 事故調査委員会は、原因はヒューマンエラーにあるとしているが、その一五一十が撮影されていたにもかかわらず結論は出されていない。
  5. 第三者によって撮影された事故の一五一十の映像が各メディアで流されていたが、その裁判で証拠として採用されたことは異例であった。

一五一十の文学作品などの用例

  1. 私は一五一十いつまんで話した。呼吸がせわしくなり、唇も、手もふるえた。<嘉村礒多・神前結婚>

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