著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

網目不疎【もうもくふそ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
網目不疎

【読み方】
もうもくふそ

【意味】
法令が細かく定められ、抜けたところがないこと。

【語源・由来】
「網目」は、ここでは法の網の目のこと。「疎」はあらいこと。まばら。

【典拠・出典】
世説新語』「言語」

網目不疎(もうもくふそ)の使い方

健太
大人より残虐な犯罪をする未成年がいるのに、罪に問われないなんておかしいよね。
ともこ
網目不疎であってほしいわよね。
健太
被害者やその家族の気持ちを考えたらやり切れないよ。
ともこ
法律を改正してほしいわよね。

網目不疎(もうもくふそ)の例文

  1. 神様の法は網目不疎なので、悪いことをすれば必ず罰せられる。
  2. 網目不疎のはずなのに、抜け目のない人がうまく法の網目をすり抜ける。
  3. 網目不疎で悪人をとっ捕まえる。
  4. この国の法は網目不疎だというが、それではなぜ悪人がのさばっているのか。
  5. 国家の平和のため、法を厳格に、網目不疎に改定する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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