【四字熟語】
妄言綺語
【読み方】
もうげんきご
「ぼうけんきご」とも読む。
【意味】
仏教で、でたらめのことを言って、嘘をつくこと。また、そのことば。
「妄言」は、仏教の十悪の一つ。でたらめなことば。「綺語」は、仏教の十悪の一つ。巧みに飾ったことば。
【語源・由来】
両舌・悪口・妄言・綺語・讒賊し闘乱す。善人を憎嫉し賢明を敗壊す。
【典拠・出典】
「無量寿経」下
【類義語】
・虚誕妄説(きょたんもうせつ)
・造言飛語(ぞうげんひご)
・飛語巷説(ひごこうせつ)
・漫語放言(まんごほうげん)
・妄誕無稽(もうたんむけい)
・流言飛語(りゅうげんひご)
妄言綺語(もうげんきご)の使い方
健太くんは、いつも口から出まかせ、妄言綺語ばかり言うから、だれも信用してくれないわよ。
地球に隕石がぶつかるっていっても?
NASAもJAXAもそんな発表をしていないもの。あるわけないでしょ。
昨日、望遠鏡で星を見ていたら、大きな隕石が地球に向かっていたんだよ。今回は本当なんだー。
妄言綺語(もうげんきご)の例文
- 健太くんの言葉は、妄言綺語だった。
- 薄々、妄言綺語だと気が付いていたのに、信用した私がばかだった。
- 政治家の発言は妄言綺語だらけだ。
- インターネット上には妄言綺語が多く溢れているから、真実を見極める目が必要です。
- 健太くんは、悪びれずに妄言綺語をいうから質が悪い。