講談社より『マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑 〈試験に出る〉』が出版されました!詳細はこちら

遊惰放逸【ゆうだほういつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
遊惰放逸

【読み方】
ゆうだほういつ

【意味】
勝手気ままにあそび怠けるようす。

【語源・由来】
「遊惰」は、あそび怠けること。「放逸」は、勝手気ままなこと。「逸」は、ここでは、ほしいまま。

「遊惰放蕩」よりは、酒色などにふける意味合いは弱い。

【典拠・出典】

【類義語】
放蕩三昧(ほうとうざんまい)
遊惰放蕩(ゆうだほうとう)
流連荒亡(りゅうれんこうぼう)

遊惰放逸(ゆうだほういつ)の使い方

ともこ
健太くん。お母さんが心配していたわよ。
健太
なんて?
ともこ
遊惰放逸な生活を送っているから、将来が心配だって。
健太
僕はまだ本気を出していないだけだから大丈夫だよ。

遊惰放逸(ゆうだほういつ)の例文

  1. 遊惰放逸な暮らしの末に、全財産を失った。
  2. 健太くんは、宝くじが当たってから遊惰放逸な暮らしをしているが、いつまでも続かないだろう。
  3. あの店の若旦那は、遊惰放逸な日々を送っているから、あの店の将来は危ういだろう。
  4. 健太くんのお父さんは、妻を亡くしてから遊惰放逸な暮らしをするようになった。
  5. 遊惰放逸な生活は人をだめにする。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。