栄耀栄華の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
栄耀栄華
【読み方】
えいようえいが
【意味】
おおいに栄えて、ぜいたくを尽くす。また、富や権勢を誇り、おごり高ぶること。
人や家などが華やかに栄えること。
「栄耀栄華を極める」などと使う。
なるほど、それは「おおもねや権力を手に入れて、どでかい贅沢をしゅっとする」ことやな。
それに、自分がええ地位にいることを誇る、というのも含まれてるんやな。
これは、「大成功を収めた後のおごり高ぶる様子」を示してるわけやな。
それに、自分がええ地位にいることを誇る、というのも含まれてるんやな。
これは、「大成功を収めた後のおごり高ぶる様子」を示してるわけやな。
【語源・由来】
「栄耀」は栄え輝く意味。「栄燿」とも書き、「えよう」とも読む。
「栄華」は華やかに栄える意味。
「栄」の旧字体は「榮」。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・栄華栄耀(えいがえいよう)
・富貴栄華(ふうきえいが)
【英語訳】
・wealth,prosperity,and arrogant splendor(splendour)
・intoxicated by wealth and power
栄耀栄華(えいようえいが)の解説
カンタン!解説
「栄耀栄華」っていうのは、とっても豊かで、大きな力や影響力を持って、豪華な生活を楽しんでいる状態を表すんだよ。それは、人がすごく成功していて、まわりから尊敬されている状況や、家族がずっと繁栄していて、すごく華やかに見える状況を指すこともあるんだ。
「栄耀」っていうのは、成功していて、輝いていること、または、すごく豪華な生活をしていることを表すんだ。「耀」っていう字は、キラキラ輝いているっていう意味だよ。
一方、「栄華」っていうのは、とても華やかに繁栄していることを言うんだ。
だから、「栄耀栄華を極める」って言うときは、その人やその家がすごく成功して、とても豪華で華やかな生活を楽しんでいる、という意味になるんだよ。
ただ、こういう豊かさや成功はいつまでも続かないこともあるから、大切なのはその状態を続ける努力を怠らないことだね。
栄耀栄華(えいようえいが)の使い方
角のおじいさん、亡くなっちゃったね。 明日がお通夜らしいよ。
あの、庭にテニスコートがある豪邸のおじいさん? 昔、先物取引で大儲けしてから、投資家として派手に暮らしていたわよね。
絶頂期こそ栄耀栄華を誇っていたけど、最近は訪れる人もなかったみたいだよ。看取ってくれる人もいなかったらしい・・・。
栄耀栄華も人の一生の中では、一瞬の夢幻(ゆめまぼろし)ってわけね。
栄耀栄華(えいようえいが)の例文
- 一度でいいから、栄耀栄華に暮らしてみたいよ。
- 贅をつくし栄耀栄華を極めたヴェルサイユ宮殿だったが、その豪華な生活ぶりが民衆の怒りをかいフランス革命をまねいた。
- 賭け事で大きく当たっての栄耀栄華に誰もが羨望の眼差しを向けた。
- 新社屋には純金ばりの茶室があるらしいよ。社長は豊臣秀吉の栄耀栄華をそのまま真似したいみたいだね。
【地獄変/芥川龍之介】より
あの方の御思召(おんおぼしめし)は、決してそのように御自分ばかり、
栄耀栄華をなさろうと申すのではございません。
あの方の御思召(おんおぼしめし)は、決してそのように御自分ばかり、
栄耀栄華をなさろうと申すのではございません。
また、自分が上位にいることを自慢するという意味もあるんだ。