【四字熟語】
雲壌懸隔
【読み方】
うんじょうけんかく
【意味】
雲と大地のように、大きくかけ離れていること。
【語源・由来】
「雲壌」は、雲と大地。
「懸隔」は、はるかに隔たること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)
・月鼈雲泥(げつべつうんでい)
雲壌懸隔(うんじょうけんかく)の使い方
この前、僕のお兄ちゃんのことをともこちゃんに話したよね。そしたら、お兄ちゃんはイケメンなのに、健太くんは平凡でスポーツも普通でかわいそうだとか散々な言われようだったけど、ともこちゃんのお姉さんはどんな人なんだい?
私のお姉ちゃん? 私のお姉ちゃんは、△△大学の奈々っていう名前の人だけど・・・。
健太くんは知らないよね?
健太くんは知らないよね?
あれ、ともこちゃんの姓って安藤だよね。
ってことは・・・安藤奈々!!!!!?
今年のミスコンで優勝した人じゃないの!!!?
なんだ。そっちだって雲壌懸隔じゃないか。
ってことは・・・安藤奈々!!!!!?
今年のミスコンで優勝した人じゃないの!!!?
なんだ。そっちだって雲壌懸隔じゃないか。
姉はミスコンで優勝しましたけど、それがなにか?
あんなのたまたまよ!!!
っていうか、なんでミスコンの優勝者の名前まで知ってるのよ!!
健太くんの馬鹿!!!!
あんなのたまたまよ!!!
っていうか、なんでミスコンの優勝者の名前まで知ってるのよ!!
健太くんの馬鹿!!!!
雲壌懸隔(うんじょうけんかく)の例文
- 憧れていた芸能界デビュー。だけど、周りにはキラキラ輝いている人たちがいっぱい。自分と全然違う・・・。雲壌懸隔だ。別世界に迷い込んでしまったかのようだと思ってしまった。
- 私の友達は明るくて優しくて面白くて人気者。根暗で冷静・冷淡でつまらない私とは正反対。雲壌懸隔である。私は、性格のいい友達に対して少しうらやましいとも思っているが、友達のことが大好きだ。
- あなたが大好きっていうのとあの人が大好きっていうのは全然違う!あなたは遊び人だから、数え切れないほどの女の子に大好きって言っているかもしれないけど、あの人はとても誠実な人!雲壌懸隔よ!これ以上私の邪魔をしないで!!
- なんだ、この世界は・・・。争いもない、飢えに苦しむこともない、美味しいものをいろいろ食べて贅沢することもできる・・・。俺が今まで暮らしてきた環境と違いすぎて混乱している。雲壌懸隔とはこのことをいうのか。俺の故郷に残った人々は今どうしているだろうか。
- 雲壌懸隔だといえることはたくさんある。大きな違いによって、苦しむこともたくさんあるだろう。しかし、私は惑わされずに前に進んでいく。