【四字熟語】
簡易軽便
【読み方】
かんいけいべん
【意味】
分かりやすく、手軽で便利なようす。手続きなどが簡単で便利なこと。また、礼儀作法などにうるさくないこと。
【語源・由来】
「簡易」はかんたんで意味などがわかりやすいようす。手軽、安直。「軽便」は手がるで便利なようす。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・簡単明瞭(かんたんめいりょう)
・直截簡明(ちょくせつかんめい)
【対義語】
・複雑多岐(ふくざつたき)
・複雑多様(ふくざつたよう)
・盤根錯節(ばんこんさくせつ)
【英語訳】
simple, easy, and convenient
簡易軽便(かんいけいべん)の使い方
引っ越しの手続きって面倒だよなあ。
あら、今は簡単よ。駅前の総合窓口センターで住民登録や住民票取得、印鑑登録まで全てまとめてできるわよ。
そうなの! でも、役所って5時までだよね? 仕事が早く終わる時じゃないと行けないなあ・・・。
安心して、そこは午後8時までやってるのよ。簡易軽便よね。
簡易軽便(かんいけいべん)の例文
- 男の一人暮らしは仕事も忙しいので、料理は簡易軽便なものになる。健康管理が大変だ。
- 手続きを簡易軽便にする方法を、専門家に聞いてみた。
- 発表に用いる模型には簡単に作れて形もすぐに変えられる、簡易軽便な粘土を使用した。
- ネットショッピングは簡易軽便だから、ついつい買い物し過ぎてしまう。
- 毎日必ず行わなければならない仕事を簡易軽便にできる方法はないだろうか。
- 以前は切符を買い、改札に切符を通していたのが、今はICカードをかざすだけ。移動が簡易軽便になり、混雑も解消された。
- 収納スペースなどを作る日曜大工が流行っている。その理由として面倒だった木材のカットや塗装が簡易軽便になったという事があげられます。
- ピザのケータリングは簡易軽便だ。親戚が集まる時やホームパーティーの時も大活躍!
まとめ
簡単便利。単純明快な四字熟語である。
簡単でやさしく、手軽で便利。
人類の歴史は簡易軽便の追求で発展してきた。
なぜなら、世の中が簡単であればあるほど、ゆったりとした生活が送れるからである。
心の余裕を生むのが、簡易軽便なのだ。
その余裕が、また新たな発想を生みだし、便利な発明を世に送り出すことにつながる。