「四字熟語」のLINEスタンプ発売中♪

盤根錯節【ばんこんさくせつ】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

盤根錯節

盤根錯節の意味(出典・類義語)

意味

【四字熟語】
盤根錯節

「槃根錯節」とも書く。

【読み方】
ばんこんさくせつ

【意味】
事情が複雑で問題解決が困難なこと。

四字熟語の博士
「盤根錯節」という四字熟語は、物事がとても複雑に絡み合ってしまって、解決が難しくなってしまった状況を表しているんだよ。
樹木の根が入り乱れて絡み合う様子から来ているんだ。
助手ねこ
それって、ものすごくごちゃごちゃになっちゃって、どこから手をつけていいのかさっぱりわからへん状況ってことやな。
まるで木の根っこがぐちゃぐちゃに絡まってるような感じやな。
これは、「ごちゃごちゃした問題でも諦めずに解決しよう」って教えてくれる四字熟語なんやで。

【典拠・出典】
後漢書

【類義語】
紆余曲折(うよきょくせつ)
複雑多岐(ふくざつたき)

盤根錯節(ばんこんさくせつ)の解説

カンタン!解説
解説

「盤根錯節」っていうのは、ものごとがすごく複雑に絡み合って、解決するのが難しい状況を指すんだよ。また、ある団体やグループがすごく広がってしまって、なかなか取り除けないような状況にも使うんだ。

ここで、「盤根」っていうのは、木の根がくねくねと曲がりくねっている様子を言うんだよ。「錯節」は、木の節が入り組んでいる様子を表しているんだ。それらを一緒に使って、「盤根錯節」っていう言葉を作ってるんだよ。

この言葉を使ってみると、「この問題は盤根錯節だ」とか、「この組織は盤根錯節化してしまっている」なんて言い方をすることができるんだ。それぞれ、「この問題はとても複雑で、解決するのが難しい」とか、「この組織は手のつけようがないほど広がってしまっている」って意味になるよ。

ちなみに、「盤」っていう字は、「槃」っていう風にも書くことがあるんだよ。そして、「盤根錯節」っていう言葉の出どころは、『後漢書ごかんじょ』っていう古い中国の本に出てくる虞詡ぐくっていう人の伝記から来てるんだよ。

盤根錯節(ばんこんさくせつ)の使い方

ともこ
どうしたの?なんでかものすごい騒ぎが聞こえたわよ。
健太
盤根錯節な問題が生じたんだ。4人の男女の生徒が四角関係がもつれにもつれて大変な騒動になってしまったんだ。こんな盤根錯節を解決できるのはともこちゃんしかいないよ。
ともこ
恋愛が絡んでいるの?それは私の手に負えないわ。四人で話し合うべきよ。
健太
それができたら喧嘩になっていないんだけどなあ。

盤根錯節(ばんこんさくせつ)の例文

例文
  1. あの会社は三社が合併し、今後の人事問題は盤根錯節するでしょう。
  2. 両国の貿易交渉は利害がからみ合って盤根錯節の状態です。
  3. 彼は秀才だったけれども、勉強ができるだけで盤根錯節を解決できる知恵はなかった。
  4. 水面下で各々の思惑が絡み、盤根錯節となっています。
  5. いまこそ力を合わせ盤根錯節のこの事態を乗り切りましょう。

盤根錯節の文学作品などの用例

  1. 名もない町人の妻ではあるが、だんだん彼も付き合って見て、盤根錯節を物ともしないそのまれな気質を彼も知っていた。<島崎藤村夜明け前>

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。