軽佻浮薄の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
軽佻浮薄
【読み方】
けいちょうふはく
【意味】
行動や考えが、軽はずみで浮ついていること。
ええ、だから「気持ちが浮ついてて、なんでもさっさとやっちゃう」ってことやな。
ちゃんと考えてから動かへんと、たいていは後で困ることになるんや。
これは「行動する前にしっかり考える大切さ」を教えてくれる言葉やね。
ちゃんと考えてから動かへんと、たいていは後で困ることになるんや。
これは「行動する前にしっかり考える大切さ」を教えてくれる言葉やね。
【語源・由来】
「軽佻(けいちょう)」とは、落ち着きがないこと。よく考えないで行動すること。
「浮薄(ふはく)」とは、浮ついて軽々しいこと。また、信念がなく他に動かされやすいこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・軽佻浮華(けいちょうふか)
・軽率短慮(けいそつたんりょ)
・軽佻佞功(けいちょうねいこう)
・喉元思案(のどもとじあん)
・鼻先思案(はなさきじあん)
【英語訳】
frivolous and thoughtless; fickle and frivolous.
軽佻浮薄(けいちょうふはく)の解説
カンタン!解説
「軽佻浮薄」という言葉は、人の考えや行動が軽はずみで、ちょっと浮ついている様子を表すんだよ。
「軽佻」っていう部分は、落ち着きがなくて、ちゃんと考えないで何でも言っちゃうような様子を示しているんだ。「浮薄」っていうのは、ちょっと軽い感じで、自分の信念がなくて、他の人に影響されやすい様子を表すんだよ。
なので、「軽佻浮薄な人」って言うときは、ちょっと軽はずみで、考える前に行動してしまう、そして自分の意見がなくて他人に影響されやすい人を指すんだ。「佻」という字は、「窕」とも書くことがあるよ。例えば、「軽佻浮薄な連中」という場合、ちょっと軽い感じで行動する人たちを指しているんだよ。
軽佻浮薄(けいちょうふはく)の使い方
健太くん、どうしてそんなにそわそわしているの。
と、ともこちゃん。そわそわなんてしていないよ。
そうかしら。その、後ろに隠しているのは、サッカーボールでしょ。隠れて遊びに行こうとしたってだめよ。軽佻浮薄なことは、そろそろやめたらどうかしら。
絶対にバレないと思ったんだけどな。
軽佻浮薄(けいちょうふはく)の例文
- 彼の欠点は、軽佻浮薄なところだと思う。もっとよく考えて行動すべきだ。
- いつも慎重な行動を心掛けているといっていた、彼女が軽佻浮薄な行動をするなんて、とても驚いてしまった。
- 君には、軽佻浮薄なことをして欲しくないんだ。
- 軽佻浮薄な行動ばかりくり返していると、人から信頼されなくなってしまうよ。
- いつも軽佻浮薄だった彼が、今では社内で最も信頼される人物になっている。人とは変わるものなのだな。
軽佻浮薄の文学作品などの用例
- 昭和維新の目的は、すべての軽佻浮薄の根元を叩きつぶすことにあるのだ。<井上光晴・心優しき謀反者たち>
つまり、自分の行動をしっかりと考えずに行動する、という意味が含まれているんだ。