後生大事の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
後生大事
【読み方】
ごしょうだいじ
【意味】
非常に大事にすること。そのことを揶揄して用いることが多い。
ほんなら、「全力で取り組む」か「大事なものを大切に扱う」ってことやな。
これはまるで、「物事を心をこめてやり抜く」や「大事なものを丁寧に扱う」を教えてくれるんやな。
あ、でも、これって普通のことやけどな、あたりまえやけどな、それができることがえらいんやで。
これはまるで、「物事を心をこめてやり抜く」や「大事なものを丁寧に扱う」を教えてくれるんやな。
あ、でも、これって普通のことやけどな、あたりまえやけどな、それができることがえらいんやで。
【語源・由来】
後生大事の「後生」とは死んで後の世に生まれ変わること、来世の意味。
元は仏教の言葉で、来世の安楽を願ってひたすら善行を積んで仏道に励むことをいった。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
take great care of
for dear life
treasure
英語例文
彼は昔、父からもらった形見の腕時計を後生大事にいつも着用している。
Everyday he wears the watch that his father has given to him when he was alive.
彼は昔、父からもらった形見の腕時計を後生大事にいつも着用している。
Everyday he wears the watch that his father has given to him when he was alive.
後生大事(ごしょうだいじ)の解説
カンタン!解説
「後生大事」っていうのは、すご~く大切にすることを言うんだよ。「後生」は、この世を去って次の世に生まれ変わることを指すんだ。だから、「後生大事」っていうのは、まるで来世の幸せのために善行を積み重ねるくらいに、すごく大切にするっていう意味があるんだよ。
でも、よくはちょっと皮肉っぽく使うことが多いんだ。「あいつ、ただの空箱を後生大事にしまっておくなんて…」みたいにね。つまり、本当に大切なものじゃないけど、なぜかすごく大切に扱っている、みたいな感じで使うことが多いんだ。
でも真面目に使うときもあって、「師の教えを後生大事に守る」みたいに使うこともあるよ。これは、先生から教えられたことを、とても大切に守り続ける、という意味になるんだよ。
後生大事(ごしょうだいじ)の使い方
健太くん、今日はとってもいい天気だし、今日こそこの散らかった部屋を片付けて大掃除するわよ!
うん、わかった!僕もずっと片付けたいと思ってたんだ!まずは何から始めればいいの?
まずはいらないものからどんどん捨てていきましょ!いらないものが多いから片付かないのよ!これなんて絶対いらないでしょ!
それはダメ!絶対いるから!僕が後生大事にしてるものなんだから、捨てちゃダメ!
後生大事(ごしょうだいじ)の例文
- 貧乏な私を見て、みんなは家にたくさんある本を売ってしまえば少しは足しになるだろうと言うけれど、ここにある全ての本は生前父が買ってくれたとても大事なもので、後生大事にすると決めたから絶対に売らない。
- 私の友達は収集家で使用済みの切手を集めている。私からしたらただのゴミだが、彼は後生大事に保管している。
- 僕のおばあちゃんはとても厳格な父に育てられたと話を聞いた、おばあちゃんもずっとその父の教えを後生大事に守って、僕たちにも厳しくしつけをしてくれた。
- お父さんから絶対に落とすなと言われて彼はそれを小さな腕で後生大事に抱きかかえて二階へと行った。
- こんな非常事態にお金を後生大事に持って行こうとするなんて馬鹿げてる。命こそ全てだ。
一つ一つのことを真剣に、大切に行うという意味合いがあるんだ。