【四字熟語】
孤城落日
【読み方】
こじょうらくじつ
【意味】
勢いが衰えてきて助けもなく心細いさま。孤立して援軍のない城が、沈もうとする夕日に照らされている光景のこと。
【語源・由来】
孤城落日の「孤城」とは孤立して援軍の来ないお城のこと。「落日」は西に沈む夕日。
【典拠・出典】
王維「送韋評事」
【類義語】
・孤城落月(こじょうらくげつ)
・孤立無援(こりつむえん)
【英語訳】
lone and helpless
solitary and helpless state
solitary and helpless
英語例文
わがままばかりしていたその国は誰からも助けてもらえなくなった。まさに孤城落日だ。
That country has been so selfish that is why it becomes solitary and helpless state now.
わがままばかりしていたその国は誰からも助けてもらえなくなった。まさに孤城落日だ。
That country has been so selfish that is why it becomes solitary and helpless state now.
孤城落日(こじょうらくじつ)の使い方
ともこちゃん修学旅行ではどこに行ったの?僕は北海道に行ってきたよ!これお土産ね。
ありがとう!北海道かーいいな。私は神戸と大阪よ!とても楽しかったわ。私からもお土産ね。北海道はどうだった?
すごく広かったよ!空もすごく広くて綺麗だったなー。すごく楽しかった。神戸は?
とてもよかったわ!神戸は昔から港町でしょ、だから海外のような街もあったりしてよかったよ!それにお城がいっぱいあってね、哀愁深くて、なんだか孤城落日の感じが伝わってきたわ。
孤城落日(こじょうらくじつ)の例文
- 同期で入社し一緒に出世しようと約束していた彼だったが、一度いい仕事をしてからは天狗になり、大きな顔をするようになった。それからは孤城落日で、誰も彼を相手にしなくなった。
- 昔は社長として休みの日にもたくさんの人が家に来てパーティもよくやっていたけど、会社が潰れてからは誰も訪れる人もなく、まさに孤城落日だ。
- 古城を訪れる旅はとても楽しい、そのお城にどんな歴史があったかを想像し、その孤城落日の感に浸るのはとても素敵だ。
- 威張ってばかりいたらみんなが遊んでくれなくなった。前まではとても仲良くしてたのに、まさに孤城落日で寂しい。
- いくらお金があって人気者でもお金がなくなったら終わりだ。それまでゴマをすってた人たちも手のひらを返したように付き合いが悪くなり、孤城落日となる。