聖人君子の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
聖人君子
【読み方】
せいじんくんし
【意味】
立派な人徳やすぐれた知識・教養を身につけた理想的な人物。非のうちどころのない理想的な人物。
「ほまれ高い聖人君子」などと表現する。
ほんなら、「スゴい知識持ってて、心もキレイでみんなが尊敬するような人」ってことやな。
ほんまに理想の人やな、あこがれるわ。
これは、「心も頭も優れた人を目指そう」って教えてくれる言葉やな。
ほんまに理想の人やな、あこがれるわ。
これは、「心も頭も優れた人を目指そう」って教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「聖人」は知識と徳のすぐれた理想的な人物。聖者(せいじゃ)。
「君子」は学識・人格のすぐれた人。賢者。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・聖人賢者(せいじんけんじゃ)
・雲中白鶴(うんちゅうはっかく)
【英語訳】
・man of noble character
・perfect person
・person of lofty virtue
・A splendid person who wears the virtue and excellent knowledge and the education.
聖人君子(せいじんくんし)の解説
カンタン!解説
「聖人君子」っていうのは、すごく立派な人や、賢い人、優れた学問やマナーを持ってる人のことを指す言葉だよ。
「聖人」は、人間の中で最も優れた人、まるで神様みたいな人のことだよ。「君子」は、学問ができて、性格もすごくいい人のことを指すんだ。
だから、「聖人君子のような振る舞い」って言ったら、まるで神様みたいに優れた人、または学問ができて、性格もすごくいい人みたいな行動を指すんだ。つまり、すごく立派で、賢くて、マナーがいい人のように振る舞うことだね。
聖人君子(せいじんくんし)の使い方
学級委員のA君って、穏やかで勉強もできて、誰とでも分け隔てなく接して、スポーツも万能。
どんな時でも卑怯なまねはしない、信用できる人物だよな。
素敵よね~。聖人君子とは彼のような人を言うのよ。
同じ男子から見ても尊敬できるよ。
聖人君子(せいじんくんし)の例文
- 今、テレビで話題のお坊さん。神のような奇跡を起こせる聖人君子だとか威張っているが、実際はとんだ詐欺師らしい。
- 彼は遊び人で聖人君子だったわけではないが、自分に嘘はつかない人物だった。
- 黙ってはいるが、心の片隅には嫉妬や妬みが渦を巻いている。皆が思うほど、私は聖人君子ではない。
- 今の世の中を泰平に導くためには聖人君子が必要だ。君がその役を演じてくれないと、争いが続いてしまうのだ。
- 聖人君子だと、いくら気取ったところで彼のギャンブル癖はおさえられるはずがない。
<次郎物語/下村湖人>より
それがいけないんだ。子供のくせに、ひねこびた聖人君子になってしまっちゃあ、おしまいじゃないか。
それがいけないんだ。子供のくせに、ひねこびた聖人君子になってしまっちゃあ、おしまいじゃないか。
まさに、高潔で理想的な存在といえるよ。