人心一新の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
人心一新
【読み方】
じんしんいっしん
【意味】
人々の気持ちをすっかり新しくすること。
なんや、それは「みんなの心をリセットして、新しく生まれ変わる」ってことやな。
まるで新年みたいに、古いことは忘れて新しい気持ちでスタートするんや。
これは、「新しいことを始める勇気」を表してる言葉なんやで。
まるで新年みたいに、古いことは忘れて新しい気持ちでスタートするんや。
これは、「新しいことを始める勇気」を表してる言葉なんやで。
【語源・由来】
「人心」は世の中の人々の考えや気持ちを意味します。民心(みんしん)とも言います。
「一新」は旧弊を打破してすっかり新しくすることを示します。このことから、当時は明治維新を「御一新(ごいっしん)」と呼びました。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
・complete change in public sentiment
・leading the thought of the people to an entirely different channel
人心一新(じんしんいっしん)の解説
カンタン!解説
「人心一新」っていうのは、みんなの気持ちをすっかり新しく変えることを表すんだよ。
「人心」は、たくさんの人々の心、つまりみんなの気持ちを指すよ。「一新」は、古いものを全部やめて、全く新しくすることだね。
だから、「人心一新」って言うときは、みんなの気持ちを新しく変えることを言うんだ。「人心を一新する」というように使うことが多いんだよ。
例えば、「配置転換で人心一新を図る」というときは、人々の位置を変えることで、みんなの気持ちを新しくしようとしている、という意味になるんだ。つまり、何か新しいことを始めるときや、何かを改革するときに使う言葉だよ。
人心一新(じんしんいっしん)の使い方
今度の選挙では与党の惨敗だったね!
あわてて解散したのが裏目に出たんじゃない?
総理大臣が『慚愧(ざんき)に堪えない結果だった』って言ってたけれど、どういう意味かな?
そうね、恥ずかしくてたまらない結果だったってことね。まあ、総辞職もしたことだし、人心一新すべく、今度の選挙で出直すほかなさそうね。
人心一新(じんしんいっしん)の例文
- 政府は人心一新するため、内閣の総入れ替えを行った。
- 京都から鎌倉へと移ったのはまさに人心一新するための遷都であったと考えられる。
- 人心一新した結果、民衆は悪政に真っ向立ち向かうこととなった。
- これを機に人心一新して、新たな歩みを進めるほかない。
- 彼の景気対策案は人心を一新させるに足る妙案だった。
人心一新の文学作品などの用例
- どうも、遷都という不思議な、贅沢な構想は、そういう現実的な利害には即していなくて、人心一新のためとか、朝廷のデモンストレーションのためとかに思いつかれ、決行されたような気がしてならない。<瀬戸内晴美・古都旅情>
何か新しいことを始めるときや、雰囲気を変えたいときなどに使われる言葉だね。