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舐糠及米【しこうきゅうまい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
舐糠及米

【読み方】
しこうきゅうまい

「糠を舐りて米に及ぶ」とも読む。

【意味】
被害がだんだん拡大すること。

【語源・由来】
「舐糠」は糖を舐めること。穀象虫(米につく虫)が外側の糠をなめてしまうと次には中身の米を食うようになり、害を及ぼすことから。

【典拠・出典】
史記』「呉王濞伝」

舐糠及米(しこうきゅうまい)の使い方

健太
昨日、山のてっぺんに雷が落ちて、山火事が起こったらしいよ。
ともこ
ええっ。それで消火できたの?
健太
それが、発見が遅れて舐糠及米、延焼中らしいんだ。
ともこ
心配ね。早く消えてくれると良いわね。

舐糠及米(しこうきゅうまい)の例文

  1. 倒産しないよう、舐糠及米する前に、不採算部門を切ります。
  2. 食品に異物混入があり、客が離れ始めている、舐糠及米というように、これ以上客離れが進むということになる前に謝罪会見を開こう。
  3. 舐糠及米となる前に、犯人を捕まえないといけません。
  4. 汚染が広がり、舐糠及米となる前に、対策を打たなければ非難を浴びることになるでしょう。
  5. 舐糠及米というように、被害者がたくさんでてしまった後で、ようやく企業側は、公害が原因であることを認めました。

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