人品骨柄の意味(類義語・英語訳)
【四字熟語】
人品骨柄
【読み方】
じんぴんこつがら
【意味】
人柄や風采(ふうさい)。
「人品」はその人に備わる品性のこと、「骨柄」は体つきから受ける風格のことを示します。
ほんなら、「人のいいところや悪いところ、すべてを含んだ印象」ってことやな。
見た目だけやなくて、どんな性格か、どう振る舞うか、全部含んで「これがこの人やで!」っていうのを表す言葉なんやな。
見た目だけやなくて、どんな性格か、どう振る舞うか、全部含んで「これがこの人やで!」っていうのを表す言葉なんやな。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・品性(ひんせい)
・器量(きりょう)
・度量(どりょう)
【英語訳】
・personal appearance and physique
・person’s appearance and physique giving a feeling of respectable character
人品骨柄(じんぴんこつがら)の解説
カンタン!解説
「人品骨柄」っていうのは、一人の人がどんな人かを見るときに使う言葉なんだよ。「人品」ってのは、その人がどんな性格を持っていて、どういう行動をするか、つまりその人の「品性」や「気品」を指すんだよ。
それに対して、「骨柄」ってのは、その人がどう見えるか、つまりその人の体格や顔つきから推測できる性格や風格のことを言うんだ。
だから、「人品骨柄」っていうのは、その人の内面的な性格と、見た目から察せられる性格の両方を合わせて表現した言葉なんだ。
「人品骨柄卑しい」という表現は、その人が品性がなく、見た目からも低俗な印象を受けるという意味だよ。
人品骨柄(じんぴんこつがら)の使い方
へえ、ずい分恰幅のいい紳士だね。このお札の人は誰?
新渡戸稲造先生よ。『武士道』の著述が有名な人だわ。
そう言えばそうだね!お札になるなんて、偉人じゃないか!
そうよ。でも、お札の額面で人品骨柄を判断しちゃだめよ。
人品骨柄(じんぴんこつがら)の例文
- そこには人品骨柄卑しからぬ紳士が立っていた。
- 写真の男性は見ての通り人品骨柄は申し分がなかった。
- 社長が人品骨柄卑しいだけあって、会社の業務内容は何をやっているのかわからないという有様だった。
- その人のことは、人品骨柄卑しからぬ人物であるとは聞いています。
- 彼の人品骨柄は明朗でおおらかと言えます。
見た目や行動から感じるその人の性格や立ち居振る舞いを指しているんだ。