万夫不当の意味(語源由来)
【四字熟語】
万夫不当
【読み方】
ばんぷふとう
【意味】
多くの男が立ち向かってもかなわないほど強いこと。
なるほど、それはつまり、「どんなに多くの人が一緒になっても勝てないくらい強い」ってことやな。
一人でも多くの人に立ち向かえるんやな。
これは、「強さや勇気の大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
一人でも多くの人に立ち向かえるんやな。
これは、「強さや勇気の大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「万夫」は、多くの人。無数の人。一万人の男。「不当」は相手にならない、かなわないこと。
【典拠・出典】
-
万夫不当(ばんぷふとう)の解説
カンタン!解説
「万夫不当」っていうのは、たくさんの人が相手になっても、絶対に負けないくらい強い人のことを表すんだよ。
「万夫」ってのは、すごくたくさんの人々のこと。「当」はぶつかる、敵対するっていう意味だから、「不当」は敵になれない、敵わないっていう意味だね。「万夫当らず」って読むんだよ。
有名な使い方としては、李白の詩「蜀道難」にある「一人が関所に立って戦えば、たくさんの人が開くことはできない」っていうフレーズがあるんだ。「万夫不当の勇士」って言うときは、たくさんの人が相手になっても絶対に負けないくらい強い戦士のことを指しているんだよ。
つまり、小学生でもわかるように言うと、「万夫不当」は「超強くて、たくさんの人が敵になっても勝てない人」っていう意味なんだよ。
万夫不当(ばんぷふとう)の使い方
健太くん。ニュースを見たわよ。犬の散歩中に強盗犯を捕まえたんですって?すごいわね。
うん。運が良かったんだよ。
空手で鍛えていて健太くんは万夫不当だとはいっても、拳銃を持った犯人を逮捕するのは大変だったんじゃないの?
犯人は偶然犬が嫌いで、飼い犬のジョンにおびえてしまったんだよ。その隙に確保しただけなんだよ。
万夫不当(ばんぷふとう)の例文
- 健太くんは、万夫不当の男の子です。
- この宝石店の警備員は万夫不当の男性ばかりなので、睡眠薬を飲まされない限りは強盗は無理でしょう。
- 彼は体格がいいので、万夫不当と勘違いされやすいのですが、喧嘩が苦手な平和主義者です。
- 万夫不当の猛将でも、拳銃にはかないませんでした。
- 健太くんは、万夫不当の剛だけれども、ともこちゃんにはなぜかかなわないのです。
一人で数多くの人に対しても負けない、それほどの力強さや勇気があるという意味が込められているんだ。