反面教師の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
反面教師
【読み方】
はんめんきょうし
【意味】
悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。それを見ることで、反省や戒めの材料となるような人や物事。その言行が、そうしてはいけないという反対の面から、人を教育するのに役立つのでいう。
「反面教師」は、悪い行動を見せている人物が、その行動を見た人にとっては、反省する材料になり、自身の行動の見直しに役立つという意味があるんだよ。
なるほど、それは「ワルいことをやってる人を見て、自分はそうならんように気をつける」ってことやな。
ワルいことをやってる人が、自分にとってはええ参考になるんやな。
これは、「人の失敗から学ぶ大切さ」を教えてくれる言葉やな。
ワルいことをやってる人が、自分にとってはええ参考になるんやな。
これは、「人の失敗から学ぶ大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
毛沢東が講話で用いた「反面教員」から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・他山之石(たざんのいし)
反面教師(はんめんきょうし)の解説
カンタン!解説
「反面教師」っていうのは、ちょっと良くない行動をする人や、間違った事をする例を見て、「ああ、自分はああなっちゃダメだな」と思うような人や事のことを指すんだよ。この人や事を見ることで、自分自身が何をすべきでないか、どういう行動は間違っているかを反省する材料になるんだ。
例えば、友達が遅刻したり、宿題をやらなかったりして先生に叱られるのを見て、「自分も遅刻したり、宿題をサボったりしたら、同じように叱られるんだな」と思うとき、その友達は反面教師になるんだよ。
つまり、「反面教師」っていうのは、良くない行動や間違った事を見て、自分自身が同じ間違いを繰り返さないように学ぶための一つの道しるべみたいなものなんだね。
反面教師(はんめんきょうし)の使い方
健太くんの弟はきっとすごく偉大な大人になるんでしょうね。
えっ。僕の弟が?なんでそう思うの?
だって、健太くんを反面教師にしていれば、完璧な大人になるじゃないの。
ひどいや・・・。
反面教師(はんめんきょうし)の例文
- 私が育った大嫌いなあの家をそのまま反面教師にして、私はあたらしい家庭をつくりました。
- 昔の歴史を反面教師にして、平和な時代を築いていきたい。
- 反面教師に向いていると言われたが、ほめられているのか、けなされているのか。
- 服装にしろマナーにしろ見ていて気になるようなケースを反面教師としてしっかり記憶し勉強しました。
- 嫌いな人の嫌いなところを反面教師にして、ああはなりたくないと努力します。