表裏一体の意味(語源由来)
【四字熟語】
表裏一体
【読み方】
ひょうりいったい
【意味】
二つのものの関係が、表と裏のように密接で切り離せないこと。
それは、まあ、「ひとつのもんが、表と裏で違う顔を持っていても、実はその二つは切り離せないほどつながってる」ってことやな。
それとも、「隠すことなく全部見せてる」状態を言うんやな。
この言葉は、「物事には表と裏があり、それらが密接に関連していること」や、「隠し事がないこと」を教えてくれるんやで。
それとも、「隠すことなく全部見せてる」状態を言うんやな。
この言葉は、「物事には表と裏があり、それらが密接に関連していること」や、「隠し事がないこと」を教えてくれるんやで。
【語源由来】
「表裏」はおもてとうら。「一体」は一つのものの意。表裏は同体で切り離すことができない関係にあること。
【典拠・出典】
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表裏一体(ひょうりいったい)の解説
カンタン!解説
「表裏一体」っていうのは、まるで裏表のように二つのものが、とっても密接で離れられない関係を表すんだよ。
「表裏」とは、物事の見える面と見えない面、つまり「おもて」と「うら」のことだよ。「一体」ってのは「一つのもの」って意味だね。
だから、「表裏一体」って言葉は、二つのものが本当に密接に結びついて、一つになっているような状況を表すんだ。たとえば、「表裏一体の関係」って使うと、その二つのものが、一つだけを見ても全体を理解するのは難しい、つまり、一方を理解するためにはもう一方も理解しなければならない、そんな深い関係を表すんだよ。
表裏一体(ひょうりいったい)の使い方
光と闇は表裏一体だよね。
そうね。切り離せないし、どちらかが滅び去ることも無いわね。
華やかな芸能界には闇がはびこっているっていうもんね。
私達視聴者の目に見えない闇だなんて、どんなものか想像するだけで怖いわね。
表裏一体(ひょうりいったい)の例文
- ともこちゃんの欠席と健太くんの失踪は表裏一体とは考えられないでしょうか。
- 農業機械の発展は、農業経営の大規模化と表裏一体に進みました。
- 愛することと裏切りへの不安は表裏一体です。
- 権利と義務は表裏一体なので、口を出すという権利を行使すれば責任が生じます。
- 外側と内側はメビウスの輪やクラインの壺の如く表裏一体なのです。
- カードの表と裏のように表裏一体で、その二つは、決して切り離せないものだったんですよ。
表裏一体の文学作品などの用例
- 今、公文の心にひっかかったのは、まさに協子の言った言葉と表裏一体をなす、不安と恐れだった。<曾野綾子・木枯しの庭>
あるいは、何も隠すことがない、すべてを見せている状況もこの言葉で表すことができるんだ。