満身創痍の意味(類義語)
【四字熟語】
満身創痍
【読み方】
まんしんそうい
【意味】
からだじゅうが傷だらけの様子。また、ひどく非難されて痛めつけられること。
あぁ、それはつまり、「全身ケガだらけになるほど、めっちゃくちゃ苦労している」ってことやな。
ものすごくたくさんの困難や試練に見舞われて、ほとんど参ってしまってるってことやな。
これは、「大変な困難に見舞われた状況」を表す言葉やで。
ものすごくたくさんの困難や試練に見舞われて、ほとんど参ってしまってるってことやな。
これは、「大変な困難に見舞われた状況」を表す言葉やで。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・百孔千瘡(ひゃっこうせんそう)
・疲労困憊(ひろうこんぱい)
・満身傷痍(まんしんしょうい)
満身創痍(まんしんそうい)の解説
カンタン!解説
「満身創痍」っていうのは、体中が傷だらけ、っていう意味なんだよ。これはたとえ話で、どこを見ても傷があるくらい大変な状態を表してるんだ。また、もう何から何まで非難されて、精神的にもダメージを受けてるときにも使うことがあるんだ。
「満身」っていうのは「体じゅう全体」という意味だよ。「創」と「痍」は二つとも「傷」っていう意味があるから、この二つを合わせて「満身創痍」っていうと、本当に体中が傷だらけ、っていう強い表現になるんだよ。
例えば、「満身創痍の兵士」って言うと、その兵士さんは戦闘でたくさんの傷を負ってしまって、本当に大変な状態になってしまった、という意味になるんだよ。
満身創痍(まんしんそうい)の使い方
ともこちゃん。大好きなあの子に振られてしまったよ。
あら、まあ。でも落ち込んでる場合じゃないわよ。明日は空手の試合があるじゃないの。
満身創痍で戦うことが出来ないよ。きっと初戦で負ける・・・。
そんな情けないこと言わないで。健太くんと出会うのを待っている女性が世界に何億といるのよ。でも試合は待ってくれないわ。明日は全力で頑張るのよ!
満身創痍(まんしんそうい)の例文
- 怪我が思ったよりひどいようで、満身創痍で、立っているのもやっとの状態でふらふらしている。
- ともこちゃんのつれない言葉の数々が、僕の体に無数に突き刺さって満身創痍である。
- ぐうの音も出ないほどやられ、満身創痍のはずなのに、彼は立ち上がった。
- 飼い犬を失って三日目、満身創痍で健太くんは、ずっと自室に籠もってばかりいます。
- 項羽は、満身創痍となりながらも一人で数百の漢兵を斬ったと言われています。
満身創痍の文学作品などの用例
- 一方の三浦も満身創痍、命からがら衣笠の本拠に逃げた。<永井路子・つわものの賦>
それは比喩的に、あらゆるところで打撃を受けて、疲弊してしまった状況を指すんだ。