無念無想の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
無念無想
【読み方】
むねんむそう
【意味】
無我の境地に入り、無心になること。または、しっかりした考えを持っていないこと。思慮のないこと。
「無念無想」という四字熟語は、すべての余計な思いを捨てて、自分自身を忘れる境地、つまり無我の状態になることを表しているんだよ。
そうなると、これは「余計なことを考えず、ただひたすらになる」っていう意味になるんやな。
自分のことを忘れて、集中力を最大限に高める感じや。
これは、「余計な思いを捨てて、一心になることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
自分のことを忘れて、集中力を最大限に高める感じや。
これは、「余計な思いを捨てて、一心になることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「無念」は雑念を生じる心を捨て無我の境地に至ること。「無想」は心の働きがない意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・虚気平心(きょきへいしん)
・無想無念(むそうむねん)
無念無想(むねんむそう)の解説
カンタン!解説
「無念無想」という言葉は、一切の余計なことを考えず、自分自身を忘れて、心が完全に落ち着いた状態を表すんだよ。これは仏教の教えでよく使われる表現で、「無念」は余計なことを考えないこと、「無想」は心が動かされない状態を意味するんだ。
なんていうか、無理に何かを考えたりしないで、ただただ心が静かになる状態をイメージしてみて。「何も考えていない」と言ったときも、「無念無想」って言葉を使うことがあるよ。
例えば、「無念無想の境地」という表現は、心がすっかり落ち着いて、余計なことを何も考えず、ただただ自分自身を忘れている状態を指すんだ。これは、とても平和で落ち着いた心の状態を表しているんだよ。
無念無想(むねんむそう)の使い方
健太くん。探したわよ。もうすぐ空手の試合の時間よ。
ああ。ともこちゃん。試合の前に無念無想になろうと思って、一人でここにいたんだよ。
あら。そうなの。邪魔してごめんなさいね。
いや。いいんだ。もう十分無念無想したから、このすっきりした頭で勝利を掴んでくるよ。
無念無想(むねんむそう)の例文
- 無念無想で雑念が消えるように、ストレスだと考えなければ、ストレスはなくなるものです。
- 剣道の試合で、無念無想の境地で放った一本は決まるが、ここだと考えた一本は、一瞬遅れます。
- 無念無想で走ったら、新記録が出ました。
- 無念無想を意識したとたん、無念無想ではいられない僕は未熟ものです。
- 無念無想の部下を持つと苦労します。
無念無想の文学作品などの用例
- ようやく心がいつもの静坐の時のように澄みきって来て、無念無想の瞬間に見舞われた。<瀬戸内晴美・遠い声>