和気藹藹の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
和気藹藹
【読み方】
わきあいあい
【意味】
安らかでやわらかい気分が満ち溢れている様子。「和気」は和やかな気分やのどかな気分のこと。
それは要するに、「みんな仲良しで、いい雰囲気に満ち溢れてる」ってことやな。
友達とお菓子を食べながら話してる時みたいに、みんなが楽しくて笑顔になれる空間やんな。
これは、「人と人との良い関わりを作る大切さ」を教えてくれる言葉やで。
友達とお菓子を食べながら話してる時みたいに、みんなが楽しくて笑顔になれる空間やんな。
これは、「人と人との良い関わりを作る大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「藹藹」は静かで落ち着いている気分のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・和気藹然(わきあいぜん)
・和気洋洋(わきようよう)
和気藹藹(わきあいあい)の解説
カンタン!解説
「和気藹藹」っていうのは、みんなが仲良くて、穏やかで、楽しい雰囲気がいっぱい広がっている状態を表すんだよ。「和気」っていうのは、みんなが和気あいあいとしている、つまり穏やかな気分を示す言葉だね。「藹藹」っていうのは、優しく和やかな様子を表すんだ。「藹藹」は「靄靄」とも書くことがあるよ。
この言葉の出どころは、李邕っていう人が書いた「春賦」っていう詩から来ていて、その中で「和気藹として寓に充つ」(和やかな空気がいっぱい広がって、家じゅうに満ちている)って書かれているんだ。
例えば、「家族で集まったときは、いつも和気藹藹としている」と言うと、家族が集まるときは、いつも楽しくて、和やかな雰囲気が広がっているという意味になるよ。
和気藹藹(わきあいあい)の使い方
文化祭でそれぞれのクラスの結束が固くなったようで、和気藹藹とした雰囲気が学校中に漂っているね。
そうね。文化祭の前は、殺伐としていたけれども、一つの行事を経てこんなに変わるものなのね。
学校に泊まり込んで準備をがんばったクラスもあったようで、苦楽を共にした仲だからかな。
きっとそうね。この雰囲気が続くと良いわね。
和気藹藹(わきあいあい)の例文
- お見合いは、和気藹藹とした雰囲気で進みました。
- 彼らは、反目しあいながらも和気藹藹と楽しくやっているようでした。
- 和気藹藹と食事がしたいのに、父がいると食事中の会話は厳禁なのでつまらない。
- 和気藹藹と少女たちが先生のことを話しながら廊下を歩いています。
- 和気藹藹の雰囲気で始まった夕食会だったけれども、終わりのころになって波瀾が起きました。
和気藹藹の文学作品などの用例
- もっとも家には孫の嫁女や曾孫等もいて和気藹々たる家庭であるとやらで、千作翁の満悦は察するに余りある。<谷崎潤一郎・月と狂言師>
みんなが笑顔で話し合っているような、楽しい時間を想像してみてね。