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雲煙万里【うんえんばんり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
雲煙万里

雲烟万里とも書く

【読み方】
うんえんばんり

【意味】
非常に遠く離れていることのたとえ。

【語源・由来】
「雲煙」雲や煙「万里」一万里ほどの極めて遠い距離
雲や煙が遥か彼方まで薄く長く伸びる様子から。

【典拠・出典】

【類義語】
・雲烟縹渺(うんえんひょうびょう)

【対義語】
一衣帯水(いちいたいすい)
一牛鳴地(いちぎゅうめいち)

「いちごみょうち」とも読む

【英語訳】
stretches of clouds and smoke
a limitless expanse

例文
Can you see the migrants flying in the hazy distance?
雲煙万里の彼方を飛んでいる渡り鳥の群れが見えるかい?

雲煙万里(うんえんばんり)の使い方

ともこ
なんだかものすごい、しかめっ面をしてるわよ。一体どうしたの?
健太
あそこの看板になんだか注意書きが書いてあるみたいなんだけど、よく見えないんだ。
ともこ
看板て、そこの?なーんだ、まるで雲煙万里の距離を見てるのかと思ったら。あれが見えないようじゃあメガネかけた方がいいわよ。
健太
忠告ありがとう。ところで、何て書いてあるの?

雲煙万里(うんえんばんり)の例文

  1. 海外留学をするという娘を送り出した時は、雲煙万里の地へ行ってしまうのかと辛い気持ちになった。けれどもインターネットのおかげで、毎晩のように地球の裏側から元気な映像が送られてくるのを見ていると、まるで隣町にでもいるような錯覚を起こすのだ。
  2. 虹の橋はすぐそこにあるように見えるのだけれど、行けども行けどもその端にさえたどり着くことができない。もしもたどり着けたとしても、橋の向こうは雲煙万里の彼方。一体どこまで続いているのだろう。
  3. 何かの拍子に雲煙万里の地へと去った人を思い出すことがある。そんな時は、相手もこちらのことを思ってくれているのかもしれない。

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