【四字熟語】
安土重遷
【読み方】
あんどじゅうせん
【意味】
郷里に安住して、他の土地に移りたがらないこと。住み慣れた土地を離れたがらないのも人の情であることを言う。
【由来】
安土重遷の「土」は郷土のこと。「重」ははばかる、嫌がるという意味。「遷」は移動することを意味している。
土に安んじて遷をはばかると書き下す。
【類義語】
・安土恋本(あんどれんぽん)
【対義語】
ー
【英語訳】
adore to live in hometown and hate to move to another place
英語例文
歳をとると安土重遷で移り住むことを嫌がる。
Usually for old people, they adore to stay in the town that they spent a lot of time in their life and hate to move to another place.
歳をとると安土重遷で移り住むことを嫌がる。
Usually for old people, they adore to stay in the town that they spent a lot of time in their life and hate to move to another place.
安土重遷(あんどじゅうせん)の使い方

おかあさん達こっちで一緒に暮らすことに同意してくれた?

難しいね。。。一緒に住めるのはとっても嬉しいらしいんだけどね、どうしても地元から動きたくないみたい。

そう。こっちに住んだ方がよっぽど安全で便利なのにね、どうしてかしら。

やっぱり安土重遷なんだよ。ずっとあっちに住んでたんだし、気持ちがわからなくはないけどね。心配だよね。
安土重遷(あんどじゅうせん)の例文
- 田舎の実家に住んでもう30年になる、これではさすがにダメだと思い引越しを決意したが、決まってみると安土重遷で引越しなんかしたくない。
- 年老いた両親は安土重遷、郷里を離れて都会に住む息子と一緒に住もうとしない。
- 共に実家暮らしで、同棲もしないで結婚した2人だが、どちらも安土重遷で意見が合わず一緒に住む家もないので、未だに別々で暮らしている。
- 若い頃から国内外で何度も引越しをしている、そのためどの場所にも安土重遷の気持ちが湧かない。