按兵不動の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
按兵不動
【読み方】
あんぺいふどう
【意味】
軍隊をしばらく動かさず、情勢を見極めること。転じて、様子をうかがいながら行動を控え、よい機会が来るのを待つこと。

「按兵不動」は、もともと軍を動かさず、戦況を見守ることだよ。そこから、すぐに行動せず、相手の出方や状況を見て機会を待つことを表すようになったんだ。

ニャルほど! 敵の動きを確かめるために、兵を進めずじっと構えることなんだニャ。オラ、ただ何となく休んでいるのとは違うとわかったニャン。
【語源・由来】
「按」は押さえる、引き留めること。「兵」は軍隊、「不動」は動かないこと。「兵を按(あん)じて動かず」と読み下し、軍の行動をいったん止めて情勢を見守る意味となる。『呂氏春秋』「召類」には「趙簡子按兵而不動」とある。
【典拠・出典】
『呂氏春秋』「召類」
【類義語】
・按軍不動(あんぐんふどう)
【英語訳】
to hold one’s troops back and wait
to take no action while watching the situation
軍事的には「軍を動かさず待機すること」、一般には「状況を見ながら行動を控えること」を表す。
英語例文
指揮官は相手の動きを見極めるため、按兵不動の構えをとった。
The commander held his troops back to see what the enemy would do.
指揮官は相手の動きを見極めるため、按兵不動の構えをとった。
The commander held his troops back to see what the enemy would do.
按兵不動(あんぺいふどう)の解説
カンタン!解説
「按兵不動」は、軍隊を進ませず、相手の動きや戦況を見ながら待機することだよ。「按」は押さえとどめる、「兵」は軍隊という意味なんだ。
「不動」は動かないこと。『呂氏春秋』の故事では、趙簡子が衛を攻めようとしたけれど、相手の国に優れた人物がいると知り、軍を動かさなかったと伝えられているよ。
今では、戦いだけでなく、相手の出方がわかるまで新しい計画を進めない場合などにも使うよ。何となく動かないのではなく、状況を見極めるために行動を控えるという意味なんだ。
按兵不動(あんぺいふどう)の使い方

歴史の本に、敵軍が近づいているのに兵を進めなかった武将が出てきたの。

すぐに攻めず、相手の動きを見ていたのかな?

そう。情勢を見極めるために、按兵不動の構えをとっていたんだって。

むやみに攻めないで待つのも、戦い方の一つなんだね!
按兵不動(あんぺいふどう)の例文
- 新しい事業の見通しが立つまで、社長は按兵不動の構えをとった。
- 敵軍は按兵不動を保ち、こちらの出方をうかがっていた。
- 市場の動きが読めなかったため、会社は投資を急がず、按兵不動を決めた。
- 複数の仕事の依頼を受けた彼は、条件を比べながら按兵不動の姿勢を続けた。
- 指揮官は敵の動きを慎重に観察し、攻撃を控えて按兵不動を貫いた。


















