【四字熟語】
阿修羅道
【読み方】
あしゅらどう
【意味】
六道の一。阿修羅が住み、常に争いの絶えない世界。
【語源・由来】
地獄、餓鬼、畜生、人間、天上と並んで六道のひとつとされる修羅道の世界から。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
scene of carnage
sceneは「場所」という意味の名詞。carnageは「大虐殺」という意味の名詞。
英文例
戦場はまさに阿修羅道だ。The battle field is just scene of carnage.
英文例
戦場はまさに阿修羅道だ。The battle field is just scene of carnage.
阿修羅道(あしゅらどう)の使い方
動物園見学、楽しかったわね
うん、サルのエサの奪い合いがすごかったね
あれは阿修羅道ね、迫力あったわ
勉強になるなぁ
阿修羅道(あしゅらどう)の例文
- テロリズムが横行する世界情勢は、阿修羅道だ。
- アフリカの一部の地域は、今でも阿修羅道の状態が続いている。
- 日本はもっと世界平和に貢献して、この阿修羅道の世界を変えていくべきだ。
- 阿修羅道を望む人は、誰もいない。
- 中東紛争の阿修羅道に巻き込まれた子供たちが悲惨だ。
まとめ
阿修羅道(あしゅらどう)は、地獄、餓鬼、畜生、人間、天上と並んで六道のひとつとされる修羅道の世界が由来の言葉で、争いが耐えない世界を表しています。昨今の世界情勢はテロのニュースが多く、阿修羅道という言葉を実感してしまいます。幸い、今のところ日本は巻き込まれていないですが、2020年のオリンピック開催に向けて、ヨーロッパで続くテロが飛び火してこないことを祈るばかりです。阿修羅道(あしゅらどう)を望む人はいないと思うのですが、依然世界情勢は不安定なままです。テロ以外にも、北朝鮮の核開発・ミサイル開発問題といった、日本に身近なところでも火種はあります。今後、少しでも阿修羅道(あしゅらどう)と呼ばなくて済む世界になるよう、私達は微力ながら努力していかなければなりません。阿修羅道(あしゅらどう)ほど重たい意味では無いですが、似たような意味で修羅場(しゅらば)という言葉があります。こちらの方は、比較的日常で使うことがありますね。いずれにせよ、平和な暮らしを続けていきたいものです。